映画『レット・イット・ビー』海賊盤
今日は【ドキュメンタリー映画】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
1969年1月30日。ビートルズ最後のライブが、ロンドンのアップル社の屋上で行われた、と言うメールがCDジャーナルから送られてきた。
つまり、今から43年前の昨日(これを書いている時点で)と言う事になる。
ライブ活動に疑問を持って、来る日も来る日もスタジオに籠っていた彼らが、この映画のためにライブをする事になる。
それまでの過程は、やはりスタジオで何度も何度も音合わせやリハを繰り返す映像が流れる。
ある時は口論にもなるが、決して解散が近いバンド、なんて言う印象はない。

この映画のハイライトは勿論ライブだ。
いわゆるゲット・バック・セッションとして広く知られる、アップル社でのルーフ・トップで行われたこのライブは、気温2度と言う過酷な条件のもとで、ゲリラ的に行われた。
地上の人々の間では、一体何が起こっているのか?
ビートルズのライブ?
彼らの新曲なのか?
と人の波が押し寄せ、当然警察は地上の警備と交通整理に追われる。
てんやわんやの事態を知ってか知らぬか、彼らの演奏はヒートアップして行く。
警官が、最後に屋上まで上がり、関係者から事情を聴いている所が映っている。
ポールは後に、僕らが逮捕されて終わる、と言う形が良かったと述べていた。
新しいライブを目にする事が無くなり、その意味において、この映画は彼らの貴重なライブが見れるのでありがたい。
ただ、『ハードデイズ・ナイト』『ヘルプ』『マジカル・ミステリー・ツアー』などと見比べると、この映画は、明らかに、メンバー同士の温度差を感じてしまうのも事実だ。
楽しむ映画と言うより、歴史の証言を見ているような気分だ。
ビートルズの解散には諸説色々あるが、今更そんな事はどうでもいい。
このライブを見ただけでも、やはり長くは続かないのは分かる。演奏の息は長年やって来たから、もちろんピッタリだし、言う事は無い。
ただ、彼らは、一人ひとりリズムの取り方が違うのだ。
ポールは左足で8ビートを刻むが、ジョンは左足で4ビート刻んでいる。ジョージは右足で8ビートを刻んでいたと思うと、同じように左足でも刻む。
だから、ドラムで、身体全体でリズムを刻むリンゴは、全員と仲良くやっていけたんじゃないか……。
人生のリズムが個々で違うように、それぞれのリズムが確立されて、やがて合わす事に疲れて来たんだと言えば、あまりにも抽象的過ぎるか……。
残念な事に、LDで発売されたものの、未だにDVDにはなっていない、封印された映画となっている。
僕が所有しているDVDは、LDからのダビングだが、メニュー画面やチャプター、おまけに字幕設定まで出来る。
画質は、何処まで行ってもLD品質。
ちなみに、音楽関係の海賊盤は、電気街の専門店で、正規の商品として取り扱われている。
けど、足元商売なので、高い!
最近はネットでの違法流通が激化して、この専門店も廃業に追いやられてしまうケースが多々ある。
ネットの海賊盤は、違法性が高い分、値段が安いからだ。
便利なネットだが、使い次第である事は確かだ。
もう、これだけネットが巨大化した今、誰にも制御が聞かなくなって来ている。
まさしく、『なすがまま』の状態だなぁ……。
こんばんは、ロッカリアです。
1969年1月30日。ビートルズ最後のライブが、ロンドンのアップル社の屋上で行われた、と言うメールがCDジャーナルから送られてきた。
つまり、今から43年前の昨日(これを書いている時点で)と言う事になる。
ライブ活動に疑問を持って、来る日も来る日もスタジオに籠っていた彼らが、この映画のためにライブをする事になる。
それまでの過程は、やはりスタジオで何度も何度も音合わせやリハを繰り返す映像が流れる。
ある時は口論にもなるが、決して解散が近いバンド、なんて言う印象はない。

この映画のハイライトは勿論ライブだ。
いわゆるゲット・バック・セッションとして広く知られる、アップル社でのルーフ・トップで行われたこのライブは、気温2度と言う過酷な条件のもとで、ゲリラ的に行われた。
地上の人々の間では、一体何が起こっているのか?
ビートルズのライブ?
彼らの新曲なのか?
と人の波が押し寄せ、当然警察は地上の警備と交通整理に追われる。
てんやわんやの事態を知ってか知らぬか、彼らの演奏はヒートアップして行く。
警官が、最後に屋上まで上がり、関係者から事情を聴いている所が映っている。
ポールは後に、僕らが逮捕されて終わる、と言う形が良かったと述べていた。
新しいライブを目にする事が無くなり、その意味において、この映画は彼らの貴重なライブが見れるのでありがたい。
ただ、『ハードデイズ・ナイト』『ヘルプ』『マジカル・ミステリー・ツアー』などと見比べると、この映画は、明らかに、メンバー同士の温度差を感じてしまうのも事実だ。
楽しむ映画と言うより、歴史の証言を見ているような気分だ。
ビートルズの解散には諸説色々あるが、今更そんな事はどうでもいい。
このライブを見ただけでも、やはり長くは続かないのは分かる。演奏の息は長年やって来たから、もちろんピッタリだし、言う事は無い。
ただ、彼らは、一人ひとりリズムの取り方が違うのだ。
ポールは左足で8ビートを刻むが、ジョンは左足で4ビート刻んでいる。ジョージは右足で8ビートを刻んでいたと思うと、同じように左足でも刻む。
だから、ドラムで、身体全体でリズムを刻むリンゴは、全員と仲良くやっていけたんじゃないか……。
人生のリズムが個々で違うように、それぞれのリズムが確立されて、やがて合わす事に疲れて来たんだと言えば、あまりにも抽象的過ぎるか……。
残念な事に、LDで発売されたものの、未だにDVDにはなっていない、封印された映画となっている。
僕が所有しているDVDは、LDからのダビングだが、メニュー画面やチャプター、おまけに字幕設定まで出来る。
画質は、何処まで行ってもLD品質。
ちなみに、音楽関係の海賊盤は、電気街の専門店で、正規の商品として取り扱われている。
けど、足元商売なので、高い!
最近はネットでの違法流通が激化して、この専門店も廃業に追いやられてしまうケースが多々ある。
ネットの海賊盤は、違法性が高い分、値段が安いからだ。
便利なネットだが、使い次第である事は確かだ。
もう、これだけネットが巨大化した今、誰にも制御が聞かなくなって来ている。
まさしく、『なすがまま』の状態だなぁ……。
【史上最大のDVD化作戦】
今日は【レーザーディスクの話】の時間です。

こんばんは、ロッカリアです。
この企画、以前のブログに引き続き、まだやってます……。
今、大いに頭を悩ませている事がある。それは、少し前の事になるが、「HiVi4月号」に掲載された、こんな記事にある。
"貴重なLDが、こんなに綺麗に甦るの?"
記事の内容はと言うと、デジタル・ビデオ・エディターを使って、LDの画質の向上を図ろうと言うものだ。
エディター自体は珍しいものではないが、未だにDVD(或いはBD)化されていないLDの作品を、DVD-Rに焼いている僕にとって、最近になってからこいつの存在が妙に気になりだした。
どーせなら、できるだけ綺麗な状態で残しておきたいと思うのが人情だが、このプロスペックDVE795と言うエディター、¥32800なのだ。
「え?安いじゃん!」と思った人は多分オーディオ・マニア(死語か…?)。
確かに、AV機器の¥32800なんて、普段使っているレコード針の値段と大して変わらない。
「じゃあ悩む事ないだろう!」と思われるだろうが、ちょっと待って。
これだけDVDになったソフトが多い中、未だにDVD化されていない映画も多く存在する。
だが、自分がそう言った貴重なソフトを何枚所有しているのか?と言うと、おそらく20枚ぐらい。
たぶん、これからもLDのデッキが動く限り、中古店でこー言った類のLDを探し続けるとは思う。
だが見つかる保証もない。
おまけに小遣いにだって制限がある。(かなりあるうぅ!)
また、ある日突然LDのデッキが止まるかも知れない。
また、ある日突然BSハイビジョンでオンエアされるかも知れない。
また、あるい突然DVDのソフトになって発売されるかも知れない。
実際、『さらば愛しき女よ』のLDは、買って一か月ほどたったある日、突然BSでオンエアされた経験がある。
当然ハイビジョンの方が高画質なわけで、LDを発見した時の喜びが大きかった分、ショックも大きい……。

また、最近では『ブルー・スチール』もそうだ。焼いたすぐ後に、DVDソフト化のニュースが……。
こういった、様々なイレギュラーを考えると、買う価値があるのかどうか、頭を痛めてしまうのだ……。
【-ソフト編-】
この記事の中に掲載されたLDソフトも興味深い。
★007/サンダーボール作戦(スペシャル・コレクション)
★ドラゴン・スレイヤー
★さらば愛しき女よ
★ブラッド・シンプル
★スター・ウォーズ~EP1:ファントム・メナス
★レット・イット・ビー
★119
この7枚のリスト・アップされたLDのうち、青色のタイトルは持っている。ポッド・レースの長さがDVDと、この劇場公開版では長さが違う『SW:EP1』は、DVDが普及し始めた頃に大枚¥7800も出して購入した最後のLDとして思い出がある。
この劇場公開版は、日本のみの発売で、当時、諸外国から日本に買い付けに来た業者が話題になった事もある。

問題は、幻と称され、間違って世に出てしまったと言われるビートルズのドキュメンタリー映画、『レット・イット・ビー』だ。
封印作品の常に筆頭にリスト・アップされるほどのアイテムだが、この手の音楽系のDVDは、多くが海賊盤としてDVDで入手する事が出来る。

画質はLDからのダビングに違いないが、元の映像よりもノイズ感は少なく、輪郭もかなり補正されている。
しかも、LDにはなかったメニュー画面からチャプターまでもご丁寧に付いている。
話を元に戻そう。
エディターの効力は、HiViの記事を読む限り絶大な恩恵があるようだし、いつか買いたいなぁ……、と思う一方で、DVD化計画も急がないと、ある日突然「デッキがぁぁぁ~!」みたいな事態も想定できる。
ほんと、困った、困った、である。

こんばんは、ロッカリアです。
この企画、以前のブログに引き続き、まだやってます……。
今、大いに頭を悩ませている事がある。それは、少し前の事になるが、「HiVi4月号」に掲載された、こんな記事にある。
"貴重なLDが、こんなに綺麗に甦るの?"
記事の内容はと言うと、デジタル・ビデオ・エディターを使って、LDの画質の向上を図ろうと言うものだ。
エディター自体は珍しいものではないが、未だにDVD(或いはBD)化されていないLDの作品を、DVD-Rに焼いている僕にとって、最近になってからこいつの存在が妙に気になりだした。
どーせなら、できるだけ綺麗な状態で残しておきたいと思うのが人情だが、このプロスペックDVE795と言うエディター、¥32800なのだ。
「え?安いじゃん!」と思った人は多分オーディオ・マニア(死語か…?)。
確かに、AV機器の¥32800なんて、普段使っているレコード針の値段と大して変わらない。
「じゃあ悩む事ないだろう!」と思われるだろうが、ちょっと待って。
これだけDVDになったソフトが多い中、未だにDVD化されていない映画も多く存在する。
だが、自分がそう言った貴重なソフトを何枚所有しているのか?と言うと、おそらく20枚ぐらい。
たぶん、これからもLDのデッキが動く限り、中古店でこー言った類のLDを探し続けるとは思う。
だが見つかる保証もない。
おまけに小遣いにだって制限がある。(かなりあるうぅ!)
また、ある日突然LDのデッキが止まるかも知れない。
また、ある日突然BSハイビジョンでオンエアされるかも知れない。
また、あるい突然DVDのソフトになって発売されるかも知れない。
実際、『さらば愛しき女よ』のLDは、買って一か月ほどたったある日、突然BSでオンエアされた経験がある。
当然ハイビジョンの方が高画質なわけで、LDを発見した時の喜びが大きかった分、ショックも大きい……。

また、最近では『ブルー・スチール』もそうだ。焼いたすぐ後に、DVDソフト化のニュースが……。
こういった、様々なイレギュラーを考えると、買う価値があるのかどうか、頭を痛めてしまうのだ……。
【-ソフト編-】
この記事の中に掲載されたLDソフトも興味深い。
★007/サンダーボール作戦(スペシャル・コレクション)
★ドラゴン・スレイヤー
★さらば愛しき女よ
★ブラッド・シンプル
★スター・ウォーズ~EP1:ファントム・メナス
★レット・イット・ビー
★119
この7枚のリスト・アップされたLDのうち、青色のタイトルは持っている。ポッド・レースの長さがDVDと、この劇場公開版では長さが違う『SW:EP1』は、DVDが普及し始めた頃に大枚¥7800も出して購入した最後のLDとして思い出がある。
この劇場公開版は、日本のみの発売で、当時、諸外国から日本に買い付けに来た業者が話題になった事もある。

問題は、幻と称され、間違って世に出てしまったと言われるビートルズのドキュメンタリー映画、『レット・イット・ビー』だ。
封印作品の常に筆頭にリスト・アップされるほどのアイテムだが、この手の音楽系のDVDは、多くが海賊盤としてDVDで入手する事が出来る。

画質はLDからのダビングに違いないが、元の映像よりもノイズ感は少なく、輪郭もかなり補正されている。
しかも、LDにはなかったメニュー画面からチャプターまでもご丁寧に付いている。
話を元に戻そう。
エディターの効力は、HiViの記事を読む限り絶大な恩恵があるようだし、いつか買いたいなぁ……、と思う一方で、DVD化計画も急がないと、ある日突然「デッキがぁぁぁ~!」みたいな事態も想定できる。
ほんと、困った、困った、である。
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