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【映画で読み解く「都市伝説」】という本を買いました 

こんばんは、ロッカリアです。

タイトルからして当然ですが、映画好きで都市伝説も好きな私にはもってこいの本です。

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オカルト映画など、ホラー系でよく話題になるのが、「この映画は事実に基づいています」というテロップ。
この本でも取り上げられていて、1979年と2005年に作られた映画『悪魔の棲む家』の都市伝説は、一家惨殺の家に引っ越して来たラッツ一家が遭遇した、数々の超常現象について、ある明快な答えが記されている。
TVの特番などでも時折紹介される心霊エピソードなので、興味津々に読み進めると、詳しくは言えませんが、かなりショッキングな結末が用意されています。
他にも、オカルト映画の火付け役となった『エクソシスト』や、和製ホラーの『リング』に登場する貞子のモデルの真実など、どれも興味深い内容です。

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また、キリストの子孫が、今もその血を受け継いで生き続けている、というショッキングなストーリーを映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』
これもかなり有名な内容で、ドキュメンタリー番組が各局で制作されるほど話題になりました。
ところが、これに関しても新事実がこの本には記載されているんです。
この新事実もかなりショッキングなもので、『ダ・ヴィンチ・コード』という映画(本)そのものの根元に関わっています。

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第1章 本当にあった「怖い事件」
第2章 「超能力」と「古代文明」
第3章 「呪い」と「心霊現象」
第4章 妖しき「陰謀」の世界
第5章 「UFO」と「宇宙」
第6章 遥かなる宇宙


この全6章から構成されていて、『スーパーマン』『カプリコン・1』『インデペンデンス・デイ』『サスペリア』
『アイアン・スカイ』『MIB』『コンタクト』『2001年宇宙の旅』等々が、都市伝説と絡み合って、とても興味深く読むことができました。
中には『ジェイコブス・ラダー』といった渋い作品もありますし、『青木ヶ原』『感染』『着信アリ』といった邦画も取り上げらえています。

この本を監修し、映画と都市伝説を結びつけたのは、通称ASIOS(アシオス)と言って、超常現象の懐疑的な部分を調査する会の本城達也氏です。
すべて肯定するオカルト本とは一線を画す仕上がりで、現象を見つめる視点はとてもクールで、個人的には好感が持てる内容となっています。
都市伝説なんて……と思っている人でも、映画と合わせることで、きっと興味が持てると思います。
寝苦しいこの季節、ベッドタイム・ストーリー的に読んで見てはいかがでしょうか。
体温も少しは下がり、眠りやすくなるかも知れませんよ。(かえって寝れんわ!)
オススメですよ〜と言っても半信半疑の人、信じるか信じないかはあなたしだいです……。


映画で読み解く「都市伝説」 (映画秘宝COLLECTION)


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【21世紀の淀川長治】という本を買いました 

こんばんは、ロッカリアです。

テレビで映画を見ることが、何より楽しかった時代。
日曜洋画劇場で作品の解説をしてくれた「さよならおじさん」こと、淀川長治さんのムック本を買いました。

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著名人による、淀川氏の思い出や回想の記事、インタビュー、自伝からの抜粋などが掲載されています。
発売元がキネマ旬報なので、キネ旬に掲載された、氏のベスト・テンもあります。
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中学・高校の時代は、正直言って淀川さんの解説は、なんだか古臭いような感じがして、どちらかと言うと、水曜ロードショーの水野晴郎氏の解説の方が好きでした。
ところが、自分が歳を重ねて、著書やこう言ったムック本に触れると、淀川氏が映画に対してとても情熱的で、的を得た評論をしていたのかが分かります。
町山智浩氏の寄稿によると、淀川氏は「好きな映画と一体化して、その映画の魅力を語っていた」と表現しています。
それって、映画ファンの心理そのもですよね。
この本を読み進めると、いつもは柔和で、ソフトな淀川氏の印象が一変し、映画に対するパッションが伝わってくると思います。
「映画と一体化して、その魅力を伝える」
映画ブロガーとして、映画ファンの端くれとして、肝に銘じたい言葉です。


キネマ旬報コレクション 21世紀の淀川長治 (キネマ旬報ムック)



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【SF大クロニクル】という本を買いました、高!(汗) 

こんばんは、ロッカリアです。

前々から気になっていたこの本、ついに買いました。
ついに、というのは、値段が¥5500(税別)もするからです。

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帯を取るとこんな感じです。

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この本は、小説、映画、TV、ゲーム(少しだけ)におけるSFの歴史を、小説「フランケンシュタイン」が書かれた1819年から現代に至るまでの年代記を、一冊にまとめたものです。

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映画だけ、ではないので、年代記と言っても、ある年に書かれた小説が映画化された場合など、年代がジャンップしたりして、意外と分かりにくい部分があります。
ただ、映画作品のスチールも結構載っているので、映画ファンも充分楽しめます。
僕は小説も好きなので、SFに特化しているとはいえ、SF大好き人間の僕には、何年も通して、ず〜っと楽しめる本になりそうです。

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ほぼ同じ値段を払って買うなら、映画ファンには、「死ぬまでに観たい映画1001本」の方をお勧めします。
この他にも本を二冊とCD2枚を買ったので、すでに今月もお財布は大ピンチのロッカリアがお送りしました。(トホホ…)



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「みんなの映画100選」を買いました 

こんばんは、ロッカリアです。

久しぶりに土曜日が休みになったので、本屋さんに行きました。
で、前から気になっていた本を二冊買って、そのうちの一冊がこれです。
 
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和田誠氏のイラストをさらにシンプルにしたようなタッチの絵に、100本の映画から、心に響く映画のセリフが載っています。

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『レオン』『クレイマー、クレイマー』『アニー・ホール』『時計じかけのオレンジ』『グッドフェローズ』『ゴッドファーザー』『イージー・ライダー』『スタンド・バイ・ミー』『ルパン三世:カリオストロの城』等々、おなじみの作品がどど〜んと掲載されています。
イラストの極力シンプルな線が、映画の名シーンを再現していて、それだけ見ていても楽しめる本です。
ちょっと高い本(¥2500)ですが、気になった人は本屋さんで手に取ってみて下さい。
 


みんなの映画100選(amazon)

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「下水道映画を探検する」と言う映画本を買いました 

こんばんは、ロッカリアです。

以前からとても気になっていたこの本、下水道専門誌「月刊下水道」の中で掲載されていた人気の映画ガイドを一冊にまとめられたものです。
そもそも、下水道専門誌なるものが月刊で出ていたなんて、本屋さんでも見た記憶がありませんでした。

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文字通り、下水道で繰り広げられたドラマ、アクション、サスペンスを網羅していて、とても面白く読んでいます。(本日買ってきたばかりなので)
例えば『ベン』、ネズミが人間を襲うパニック・サスペンス『ウィラード』の続編ですが、ネズミのボス、ベンと奇妙な友情で通じ合う少年ダニエルが、道路脇の排水溝から下水道に入っていくが、この著者で下水道のスペシャリスト、忠田友幸氏によると、このシーンが印象的で、アメリカに行く度に下水溝・排水溝をチェックするが、子供一人が入れるほどの大きなものは見たことがない、と言うエピソードから始まり、同じネズミを題材にしたアニメ『レミーのおいしいレストラン』や『スチュアート・リトル』と言った、ネズミの章だけでも8作品が書かれていてとても興味深い。
オールド・ファンには有名な『アリゲーター』や、日本特撮映画の傑作『美女と液体人間』、ご存知、下水道と言えばあの名作、『第三の男』(下水道映画の最高峰と著者は位置づけ)、ロシアに侵入してある物を盗む泥棒『セイント』、パニック映画では『ボルケーノ』と言った、もはや下水道のシーンなんてあったっけ?と忘れていたシーンを思い出させてくれる解説が楽しい。
読んでいると、まさに「下水道映画を探検する」気分になります。
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気になった人は、一度本屋さんで手に取ってみてください。
また、『美女と液体人間』はこのブログでも取り上げたので、よろしければ読んでいってください。(クリック)
 

下水道映画を探検する (星海社新書)



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