【角川映画】と言う異常な愛情
今日は【映画音楽】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
今日紹介したいのは、ある意味ひじょーに珍しいサントラCD。
何処が珍しいのか?と言うと、洋画ならともかく、邦画でこれだけの映画のタイトルを集めた一枚のCDはめったにお目にかかれないからだ。

ラインナップを見て欲しい。
ボリュームもさることながら、「あの日、あの時」を彩った名曲ばかり。
オープニングを飾る『犬神家の一族:愛のバラード』のみがインストゥルメンタル。
今回は全曲が最新のリマスタリングを施されているので、ノイズを抑えたクリアなサウンドが聴ける。
実はこの『犬神家の一族』の愛のバラード、個人的には邦画だけに留まらず、洋画を含めた映画音楽の中でも溺愛している。
最高に美しく、そして妖しい……。
『人間の証明』は劇場に見に行った。繰り返し流されるTVスポット。ジョー山中が唄う「ママ~ドゥユーリ~メンバ~♪」をバックにした、「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね……」のキャッチコピーにキャッチされた。
当時、ハリウッドでバイププレイヤーとして人気があった、ジョージ・ケネディが出演していたのも大きかった。
『復活の日』は、ジャニス・イアンが好きだった事もあって、僕にしては珍しくサントラLPを買った。
彼女が歌う「ユー・アー・ラブ」は、震災後の今だけに、聴くと涙が出そうになる……。
『時をかける少女』や『ねらわれた学園』などは、個人的にジュブナイルとして思い入れがある。
笑えるのは『晴れ、ときどき殺人』だ。
何故これが笑えるのかと言うと、こんなキャッチフレーズを御存じだろうか?
「語るなかれ、聞くなかれ」
そう、これは『湯殿山麓呪い村』のTVスポットで流れていたものだけど、この映画と同時上映(厳密には併映だよなぁ…)が、『晴れ、ときどき殺人』だった。
勿論『湯殿~』を目的で劇場に見に行ったんだけど、その帰り道、頭の中でリフレインするのは「は~れっ、ときどき♪」のフレーズ。(覚えやすいもん)
で、未だにこの曲を聴くと、こっちじゃなくて『湯殿~』の方を思い出す。
しかも、何故かミイラの場面で、BGMが♪は~れっ、ときどき♪
これはもうパブロフの犬状態だからどうしようもない。
聴くと、笑う。
エピソードは尽きないが、低迷していた邦画界にあって、角川書店が仕掛けた数々の戦略は見事に的中して行った。
洋画より、邦画の方が収益を上回ると言う、現在の状況が訪れようとは、この頃、僕を含めた映画ファンの一体誰が予想できただろうか……。
今回のCDは、『犬神家の一族』を除いては全てが歌での構成となっているため、僕の大好きな『野獣死すべし』がリマスタリングで聴けなかったのが心残りだが、実は何年も前に別のCDに収録されている。

こちらのCDも、これはこれで良いが、中古屋さんでしか見かけないかも知れない。
新しい方は、まだ発売して間もないので、CDショップなどに行った時は、是非手に取ってご覧あれ。
そのままレジに直行、は必至ですよ。

こんばんは、ロッカリアです。
今日紹介したいのは、ある意味ひじょーに珍しいサントラCD。
何処が珍しいのか?と言うと、洋画ならともかく、邦画でこれだけの映画のタイトルを集めた一枚のCDはめったにお目にかかれないからだ。

ラインナップを見て欲しい。
【曲目リスト】
1.愛のバラード(『犬神家の一族』)
2.人間の証明のテーマ (『人間の証明』)
3.戦士の休息 (『野性の証明』)
4.蘇える金狼のテーマ (『蘇える金狼』)
5.戦国自衛隊のテーマ (『戦国自衛隊』)
6.You are love (『復活の日』)
7.スローなブギにしてくれ(I want you) (『スローなブギにしてくれ』)
8.守ってあげたい (『ねらわれた学園』)
9.セーラー服と機関銃 (『セーラー服と機関銃』)
10.汚れた英雄 (『汚れた英雄』)
11.光の天使 CHILDREN OF THE LIGHT (『幻魔大戦』)
12.探偵物語 (『探偵物語』)
13.時をかける少女 (『時をかける少女』)
14.里見八犬伝 (『里見八犬伝』)
15.愛情物語 (『愛情物語』)
16.メイン・テーマ (『メイン・テーマ』)
17.晴れ、ときどき殺人 (『晴れ、ときどき殺人』)
18.Woman “Wの悲劇”より (『Wの悲劇』)
ボリュームもさることながら、「あの日、あの時」を彩った名曲ばかり。
オープニングを飾る『犬神家の一族:愛のバラード』のみがインストゥルメンタル。
今回は全曲が最新のリマスタリングを施されているので、ノイズを抑えたクリアなサウンドが聴ける。
実はこの『犬神家の一族』の愛のバラード、個人的には邦画だけに留まらず、洋画を含めた映画音楽の中でも溺愛している。
最高に美しく、そして妖しい……。
『人間の証明』は劇場に見に行った。繰り返し流されるTVスポット。ジョー山中が唄う「ママ~ドゥユーリ~メンバ~♪」をバックにした、「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね……」のキャッチコピーにキャッチされた。
当時、ハリウッドでバイププレイヤーとして人気があった、ジョージ・ケネディが出演していたのも大きかった。
『復活の日』は、ジャニス・イアンが好きだった事もあって、僕にしては珍しくサントラLPを買った。
彼女が歌う「ユー・アー・ラブ」は、震災後の今だけに、聴くと涙が出そうになる……。
『時をかける少女』や『ねらわれた学園』などは、個人的にジュブナイルとして思い入れがある。
笑えるのは『晴れ、ときどき殺人』だ。
何故これが笑えるのかと言うと、こんなキャッチフレーズを御存じだろうか?
「語るなかれ、聞くなかれ」
そう、これは『湯殿山麓呪い村』のTVスポットで流れていたものだけど、この映画と同時上映(厳密には併映だよなぁ…)が、『晴れ、ときどき殺人』だった。
勿論『湯殿~』を目的で劇場に見に行ったんだけど、その帰り道、頭の中でリフレインするのは「は~れっ、ときどき♪」のフレーズ。(覚えやすいもん)
で、未だにこの曲を聴くと、こっちじゃなくて『湯殿~』の方を思い出す。
しかも、何故かミイラの場面で、BGMが♪は~れっ、ときどき♪
これはもうパブロフの犬状態だからどうしようもない。
聴くと、笑う。
エピソードは尽きないが、低迷していた邦画界にあって、角川書店が仕掛けた数々の戦略は見事に的中して行った。
洋画より、邦画の方が収益を上回ると言う、現在の状況が訪れようとは、この頃、僕を含めた映画ファンの一体誰が予想できただろうか……。
今回のCDは、『犬神家の一族』を除いては全てが歌での構成となっているため、僕の大好きな『野獣死すべし』がリマスタリングで聴けなかったのが心残りだが、実は何年も前に別のCDに収録されている。

こちらのCDも、これはこれで良いが、中古屋さんでしか見かけないかも知れない。
新しい方は、まだ発売して間もないので、CDショップなどに行った時は、是非手に取ってご覧あれ。
そのままレジに直行、は必至ですよ。

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