シネマ・サーフィン ~2~

今日は【宇宙を舞台にした映画】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
スター・トレック(昔は宇宙大作戦と言ってたんだぜ!)のコアなファン、称してトレッキーを充分意識して作られた作品。
面白い。
しかも泣けるんだよコレが。
ストーリーは知っている人も多いと思うけど、昔、人気TV番組『ギャラクシー・クエスト』の俳優たちは、この番組でしか人気が出ず、番組終了後はイベントやサイン会の収入を頼りに生計を立てていた。
そんなメンバーたちが、TV番組をドキュメンタリーだと信じた異星人サーミアンに助けを求められる。
最初はこれも何かのイベントだろうと思い込んでいた船長役のジェイソン(ティム・アレン)も、実際の宇宙を体験する事によって、他のメンバーを巻き込んで、本当の戦闘に出撃する事になるが……。

トカゲ・ヘッドの持ち主(もちろん特殊メイク)ドクター・ラザラス(ハリポタのスネイプ先生、古くはダイ・ハードのテロリスト。しかも昨夜の『銀河ヒッチハイク・ガイド』に出て来た超ネガティブ・ロボット、マーヴィンの声も担当していたんだよ)ことアラン・リックマンが、スタトレのミスター・スポック的な位置でいい味を出している。
実際の戦闘時にも、第18話のあのシーンだ!みたいなノリで対処するのも面白いし、モンティ・パイソンとは一味違う、アメリカン・ギャグの応酬も見られる。
だが気を付けた方がいい。
笑ってばかりいると、最後に必ず涙を流す事になるのだ。
オタク映画のバイブルとまで称されたこの映画、誰が見ても楽しくなれる事を保障します。
トカゲ・ヘッドに懸けて……。
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