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『ミッション:8ミニッツ』 泣ける… 

今日は【映画館で見て来た作品のレビュー】の時間です。

こんばんは、ロッカリアです。

「現世は夢、夜の夢こそまこと……」江戸川乱歩
この言葉が何故か浮かぶ……。

SFが好きである。サスペンスも好きである。おまけに、列車モノの映画も好き。
ついでに、予告編で「このラスト、映画通ほどダマされる」と挑発されりゃ、観に行かなきゃあなるまい。
と言う事で、宣伝マンにやられてホイホイ観に行って来ました。

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「このラスト、映画通ほどダマされる」と言う挑発的なコピーだったが、この言葉を、僕は大いに勘違いをしてしまった。
この言葉を聞いて、ある程度の仮説を立てて映画を観た。それは、主役のスティーブンス大尉(ジェイク・ギレンホール)がおそらく○×△□だろう、あるいはこうなっているだろう(ややこしくてすいません、何を言ってもネタバレになりそうなので…)。
これはある程度当たっていたので、予想の範囲だった。
ところが、だ。
「このラスト」と言うのは、何も犯人の意外性とか、仮想世界からクリスティーナ(ミッシェル・モナハン!!!)を連れ返るとか、あっと驚くような仕掛けが用意されているものだと思った。
だがそれは違った。
この映画の視線は、SFサスペンスと言う緊張を保ちながらも、人間の尊厳や優しさ、愛と言うものを常に捉えているのだ。
この、監督が貫いた、その姿勢に涙が止まらない。
何度も繰り返されるミッションだが、『バンテージ・ポイント』のような間延びもなく、編集も上手い。
そして、繰り返されて行く最後に、あの笑顔のシーンが頭から離れない。
少しネタバレ気味を覚悟で言うなら、現実世界と仮想世界。どちらの人生が本当なのかは、最後、観客に託されているような気がする。(この映画を見て、最後が少し分かりにくかった人は、コメントに書き込んでもらえれば、少しぐらいならお手伝いできそうです)
見てきたその勢いでこれを書いているので、支離滅裂になってしまったが、最後に、デビッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ監督は、これからも注目に値する人だと思う。(この人も、きっと映画が大好きなんだろうなぁ)
ダマされると言うものは、映画に限っては良いもんである!


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Category: レビューがはじまる

Thread: 映画館で観た映画

Janre: 映画

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