『吸血ゴケミドロ』と『キル・ビル』の意外な関係!
今日は【シネマ・サーフィン~17~】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
お前のヘタクソな落書きはもう見飽きた!と言う声が頭の中でコダマするので(ノイローゼか…)少し目先を変えて、今日は以前のブログで少しだけやっていた、懐かしのロビーカードを復活。
え?ロビーカードを知らない?
若い人はご存知いないでしょう。その昔、劇場に行くと、入口の所にポスターなどが貼ってあるディスプレイ・ケースの中に、上映中の映画の一場面が、スチール写真風に何枚か飾られていたのです。
その写真は何故かモノクロが圧倒的に多かったんですが、それを見て作品の内容を想像したものです。(よく騙されましたが(*^_^*))
さ、前置きが長くなりましたが、今日の特撮は、東宝から引き継がれてきたような内容の松竹の特撮映画です。
(↓写真は全て、クリックすると拡大します)

プロの殺し屋、寺岡博文(高英男、この人、なんと本業はシャンソン歌手!)が、羽田から伊丹空港へ向かう途中の旅客機をハイジャックするが、謎の火の玉と遭遇して、飛行機は人里離れた山中に不時着する。

次期首相と愛人、武器会社の重役に自殺志願者(爆弾を機内に持参…)精神科医に宇宙生物学者(?)などなど。
主役は機長とスチュワーデスが主役クラスだが、乗客が個性的だ。
何と言っても金子信雄や、後半、ゴケミドロの高英男に取って代わってしまう、高橋昌也なんかが物語をヒッチャカメッチャカ(死語だろ…)かき回す。

不時着した殺し屋の寺岡が、スチュワーデスを人質に取って飛行機の外に逃げるが、そこに現れたのは空飛ぶ円盤。(余談だが、この円盤は後のTV「スペクトルマン」に使い回しされている)
引き寄せられるように円盤の中に歩いて行くと、宇宙人は何と、アメーバ!(またかよ、よく出るなぁ…)
そいつに寄生されて、寺岡は吸血鬼(と言ってもいいだろ)になり、生き残った乗客を襲って行く……、と言うのがこの映画のストーリーなんだけど……。

だいたい、機内に時限爆弾は持ち込まれるは、拳銃にライフルまである。
一体当時のセキュリティはどうなってんだ?
この辺の話、実は特典のオーディオ・コメンタリーで三浦じゅんが突っ込みまくっていて、とても面白い。その話の中で、この特典が収録された時期が『キル・ビル』の撮影期間だったらしくて、この映画の大ファン(?)だったタラちゃんことタランティーノ監督が、ユマ・サーマンが飛行機に乗るシーンでこだわりまくっている事を披露している。
ま、見てたら分かるけど。
特に、この映画の冒頭の空の色。
赤すぎる空。
これは、多分血の色を意識したものだが、タラちゃんはこの空の色を再現したくて、「ゴケミドロ・スカイ!」とスタッフに注文したらしいが、知る人がいなかったらしい。(当然だろなぁ)
おまけに、ユマは、日本刀を堂々と機内に持ち込み、座席には傘立てのように収納まで付けてある念の入り様だ。
怪奇映画のテイストで進行する物語は、ラストで一気にSFっぽくなる。
しかも、「ええ~!」と言うようなラストは、年月が経っても頭に残るほどのインパクトがある。
不時着地点にも驚かされるが、『マーズ・アタック!』のような感じも印象に残る。
ある意味、必見の映画、と言ってもいいだろう。
さてさて、案の定、年内に収まらない状態になったこの特撮シリーズ。
まだ、プロローグにしか過ぎないような感じなので、もう少し延長して行こうかと。
途中、箸休めじゃないけど、年末年始に見た映画、見る映画もアップして行こうかと思ってます。
もう一回ぐらい、年内にアップできれば…(その前に部屋を片付けんかいっ!)
うわ~、家の中にもゴケミドロが~(お、怒られるぞ…)
こんばんは、ロッカリアです。
お前のヘタクソな落書きはもう見飽きた!と言う声が頭の中でコダマするので(ノイローゼか…)少し目先を変えて、今日は以前のブログで少しだけやっていた、懐かしのロビーカードを復活。
え?ロビーカードを知らない?
若い人はご存知いないでしょう。その昔、劇場に行くと、入口の所にポスターなどが貼ってあるディスプレイ・ケースの中に、上映中の映画の一場面が、スチール写真風に何枚か飾られていたのです。
その写真は何故かモノクロが圧倒的に多かったんですが、それを見て作品の内容を想像したものです。(よく騙されましたが(*^_^*))
さ、前置きが長くなりましたが、今日の特撮は、東宝から引き継がれてきたような内容の松竹の特撮映画です。
(↓写真は全て、クリックすると拡大します)

プロの殺し屋、寺岡博文(高英男、この人、なんと本業はシャンソン歌手!)が、羽田から伊丹空港へ向かう途中の旅客機をハイジャックするが、謎の火の玉と遭遇して、飛行機は人里離れた山中に不時着する。

次期首相と愛人、武器会社の重役に自殺志願者(爆弾を機内に持参…)精神科医に宇宙生物学者(?)などなど。
主役は機長とスチュワーデスが主役クラスだが、乗客が個性的だ。
何と言っても金子信雄や、後半、ゴケミドロの高英男に取って代わってしまう、高橋昌也なんかが物語をヒッチャカメッチャカ(死語だろ…)かき回す。

不時着した殺し屋の寺岡が、スチュワーデスを人質に取って飛行機の外に逃げるが、そこに現れたのは空飛ぶ円盤。(余談だが、この円盤は後のTV「スペクトルマン」に使い回しされている)
引き寄せられるように円盤の中に歩いて行くと、宇宙人は何と、アメーバ!(またかよ、よく出るなぁ…)
そいつに寄生されて、寺岡は吸血鬼(と言ってもいいだろ)になり、生き残った乗客を襲って行く……、と言うのがこの映画のストーリーなんだけど……。

だいたい、機内に時限爆弾は持ち込まれるは、拳銃にライフルまである。
一体当時のセキュリティはどうなってんだ?
この辺の話、実は特典のオーディオ・コメンタリーで三浦じゅんが突っ込みまくっていて、とても面白い。その話の中で、この特典が収録された時期が『キル・ビル』の撮影期間だったらしくて、この映画の大ファン(?)だったタラちゃんことタランティーノ監督が、ユマ・サーマンが飛行機に乗るシーンでこだわりまくっている事を披露している。
ま、見てたら分かるけど。
特に、この映画の冒頭の空の色。
赤すぎる空。
これは、多分血の色を意識したものだが、タラちゃんはこの空の色を再現したくて、「ゴケミドロ・スカイ!」とスタッフに注文したらしいが、知る人がいなかったらしい。(当然だろなぁ)
おまけに、ユマは、日本刀を堂々と機内に持ち込み、座席には傘立てのように収納まで付けてある念の入り様だ。
怪奇映画のテイストで進行する物語は、ラストで一気にSFっぽくなる。
しかも、「ええ~!」と言うようなラストは、年月が経っても頭に残るほどのインパクトがある。
不時着地点にも驚かされるが、『マーズ・アタック!』のような感じも印象に残る。
ある意味、必見の映画、と言ってもいいだろう。
さてさて、案の定、年内に収まらない状態になったこの特撮シリーズ。
まだ、プロローグにしか過ぎないような感じなので、もう少し延長して行こうかと。
途中、箸休めじゃないけど、年末年始に見た映画、見る映画もアップして行こうかと思ってます。
もう一回ぐらい、年内にアップできれば…(その前に部屋を片付けんかいっ!)
うわ~、家の中にもゴケミドロが~(お、怒られるぞ…)