シネマの自由時間

今日は【ＤＶＤで見た２本の映画】の時間です。

こんばんは、ロッカリアです。
大物俳優の競演、ヴェネチア・ロケ、サスペンス、船を使ったアクション。
面白くなる要素を揃えながら、平凡な作品になってしまっている。
トリックも、これだけ他の映画で見せられりゃあ、「ああ、やっぱりな…」と驚きもなかった。



元ネタの『アントニー・ジマー』も、結構中途半端だっただけに、演出しだいではもっと面白くなったんじゃないだろうか。
この設定で、この二人の競演なら、もっとぎりぎりした、胃の痛くなるようなサスペンスに仕上げる事も出来たんじゃないだろうか。
どこか、ユーモラスな雰囲気でゴマかしているような気がする、残念な作品だと言える。

残念だと言えば、こっちもそうだ。
ジャック・ブラックの映画は好きだが、どうも弱気な彼が、体験を通して成長して行く映画など、全く面白くない。
『ホリデイ』の抑えた演技はとてもよかったが、彼にはもっと毒を吐き続けて欲しい。



今のＶＦＸ技術なら、小人の国（巨人の国も）簡単に再現する事が出来る。
だから、ビジュアル的に驚くとか、感動するとか言うものが無いうえに、ストーリーも平凡すぎる。
こじんまりとまとまり過ぎ。
お子ちゃま映画と言わざるおえない。

同じ旅行を題材にした映画だったので、まとめてレビューしました。（簡単だけど…）

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