『卒業』 学生⇒社会人、子供⇒大人…
今日は【アメリカン・ニューシネマ】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
お正月に、スター・チャンネルでオンエアされているのを見ました。
久しぶり……。
映画のストーリーはどうってことない。
親の知人(共同経営者)の奥さん、ミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)に、大学を卒業したばかりのチェリー・ボーイ、ベンが誘惑されて情事に溺れる。
そこに、大学生の娘エレンが登場。
最初は、ミセス・ロビンソンに、絶対娘には手を出すなと釘を刺されて我慢してるが、案の定二人は恋仲に。
やがて、エレンに母親との情事がバレて破局するが、ベンはエレンがあきらめきれない。
そこで、ストーカーと化したベンは、なんとかエレンの気を惹く事に成功するが、ミセス・ロビンソンはエレンと他の男と結婚式を挙げさせる事はベンに告げる……。

なんの事は無い、アメリカ版親子どんぶりの話である。(オイオイ、怒られるぞ!)
これは、あくまでストーリーを話すと、こんな感じだ、と言う事。
実際の作品には、やっぱり名作だなぁ、と思わせる要素がある。
まず、1967年に、サウンド・トラックにミュージシャンの音楽を全編に取り入れた感性がいい。
映画も音楽も大ヒットしたのだ。
『卒業』=サウンド・オブ・サイレンス=サイモンとガーファンクルと言う図式がすぐに成り立つ。
特に、この映画でS&Gの存在を知った僕は、中学生の頃に夢中になり、以後、ソロ活動するポール・サイモンの大ファンであり続けている。
また、登場人物に与えられた感情設定とその変化を、キャサリン、アン、ダスティンがそれぞれ見事に表現している。
中でも新人だったダスティンが、控え目な青年を卒業して、ラストの大胆な行動をとる一人の人間へと成長して行く姿は、(その行動に)賛否両論あるものの、素晴らしい演技を見せてくれている。
人は、生きて行くうえで、色んなものから卒業をして行かなければならない、そんな事を、当時考えさせられた映画だった。
しかしながら、映画と言うものから卒業する事が出来ない僕は、こうやって今も映画の事を書いている……。
こんばんは、ロッカリアです。
お正月に、スター・チャンネルでオンエアされているのを見ました。
久しぶり……。
映画のストーリーはどうってことない。
親の知人(共同経営者)の奥さん、ミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)に、大学を卒業したばかりのチェリー・ボーイ、ベンが誘惑されて情事に溺れる。
そこに、大学生の娘エレンが登場。
最初は、ミセス・ロビンソンに、絶対娘には手を出すなと釘を刺されて我慢してるが、案の定二人は恋仲に。
やがて、エレンに母親との情事がバレて破局するが、ベンはエレンがあきらめきれない。
そこで、ストーカーと化したベンは、なんとかエレンの気を惹く事に成功するが、ミセス・ロビンソンはエレンと他の男と結婚式を挙げさせる事はベンに告げる……。

なんの事は無い、アメリカ版親子どんぶりの話である。(オイオイ、怒られるぞ!)
これは、あくまでストーリーを話すと、こんな感じだ、と言う事。
実際の作品には、やっぱり名作だなぁ、と思わせる要素がある。
まず、1967年に、サウンド・トラックにミュージシャンの音楽を全編に取り入れた感性がいい。
映画も音楽も大ヒットしたのだ。
『卒業』=サウンド・オブ・サイレンス=サイモンとガーファンクルと言う図式がすぐに成り立つ。
特に、この映画でS&Gの存在を知った僕は、中学生の頃に夢中になり、以後、ソロ活動するポール・サイモンの大ファンであり続けている。
また、登場人物に与えられた感情設定とその変化を、キャサリン、アン、ダスティンがそれぞれ見事に表現している。
中でも新人だったダスティンが、控え目な青年を卒業して、ラストの大胆な行動をとる一人の人間へと成長して行く姿は、(その行動に)賛否両論あるものの、素晴らしい演技を見せてくれている。
人は、生きて行くうえで、色んなものから卒業をして行かなければならない、そんな事を、当時考えさせられた映画だった。
しかしながら、映画と言うものから卒業する事が出来ない僕は、こうやって今も映画の事を書いている……。