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『ミカドロイド』 むむむ……。 

今日は【東宝特撮映画】の時間です。

こんばんは、ロッカリアです。
『血を吸う』シリーズの繋ぎとして買って見たものの、内容はお寒いものだった……。(Vシネマみたい…)
設定はバツグンに良いと思った。
戦時中に、人間の筋肉をロボットに取り入れた人造人間(戦闘ロボット)を開発するが、東京大空襲で地下基地が埋没してしまう。
時が過ぎ平成の時代(1991年頃か)。
何らかの原因(ホント、何だったんだろう…)によって蘇えったミカドロイドは、ディスコの地下駐車場で客を殺し始める。

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この事件に巻き込まれるのが、「あばれはっちゃく」の子役だった吉田友紀くんと、雑誌「GORO」のグラドルだった洞口依子のふたり。
電気の修理に来ていた吉田君とディスコの客洞口さんは、旧日本軍が地下に作っていた巨大なプラントと、地下迷宮へと追い詰められて行く……。

設定、ストーリーは良いんだよ。
ただ、演出が全てを台無しにしている。また、主人公に感情移入が全く出来なくて、緊迫感が伝わって来ない。
時代のせいか、予算のせいか、人材のせいなのか、勿体な過ぎる。
演出次第では、雨宮慶太監督の傑作、『ゼイラム』ぐらいのレベル近くまで行ったんじゃないだろうか、そう思うとひじょーに残念だ。
上映時間が73分と言うのが、全てを物語っている……。
後の平成ガメラ・シリーズで大暴れする樋口真嗣が、特撮を担当しているのが唯一の救いか。

それにしてもこのミカドロイド、歩き方がアシモ君にそっくりだったなぁ……。


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Category: 特撮画報

Thread: 日本映画

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Tag: 特撮  予告編 
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