『メランコリア』 こっちが憂鬱になるよ…。
こんばんは、ロッカリアです。
感情に訴える、と言うのか、神経を逆なでする、と言うのか、『アンチクライスト』もそうだったが、鑑賞する側の体力、精神力を必要とする映画だ。
特に、オープニングのハイスピード・カメラで撮影されたシーンの、あの間。
このシーンで、リモコンの早送りボタンを押してしまう人は、最後まできっと鑑賞できない。
そして、このオープニングに、この映画が凝縮されていると言ってもいい。(見終わった後にそれが分かるのだが…)

この映画は物理的な現象、時間の流れ、場所の移動と言う物に、全く関知せず、人間の精神の奥深くを見つめる事によって、極端な憂鬱を我々に見せつける。
その象徴として、地球に良く似た惑星の存在が必要だったようだ。
一時期、この作品と『アナザー・プラネット』が良く似ていると話題になったが、確かに主人公の憂鬱のレベルは、他人にはどうしようもない、と言った所で共通しているような気がする。
ただ、『アナザー・プラネット』の方は、まだ一般受けする作品だが、こちらは観る者を選ぶ作品となっているので、挑戦する人は覚悟が必要かも知れない。
とにかく、見終わった後の疲労感は、とてつもないものだった……。
感情に訴える、と言うのか、神経を逆なでする、と言うのか、『アンチクライスト』もそうだったが、鑑賞する側の体力、精神力を必要とする映画だ。
特に、オープニングのハイスピード・カメラで撮影されたシーンの、あの間。
このシーンで、リモコンの早送りボタンを押してしまう人は、最後まできっと鑑賞できない。
そして、このオープニングに、この映画が凝縮されていると言ってもいい。(見終わった後にそれが分かるのだが…)

この映画は物理的な現象、時間の流れ、場所の移動と言う物に、全く関知せず、人間の精神の奥深くを見つめる事によって、極端な憂鬱を我々に見せつける。
その象徴として、地球に良く似た惑星の存在が必要だったようだ。
一時期、この作品と『アナザー・プラネット』が良く似ていると話題になったが、確かに主人公の憂鬱のレベルは、他人にはどうしようもない、と言った所で共通しているような気がする。
ただ、『アナザー・プラネット』の方は、まだ一般受けする作品だが、こちらは観る者を選ぶ作品となっているので、挑戦する人は覚悟が必要かも知れない。
とにかく、見終わった後の疲労感は、とてつもないものだった……。
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