08 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10

シネマの自由時間

伝えたい映画と音楽があります!

 

INFORMATION!




 ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★ 

▶︎4月のNHK-BS「プレミアムシネマ」の映画カレンダーはここから見られます。


『タイム』、 SF版『俺たちに明日はない』…じゃない!? 

こんばんは、ロッカリアです。

2日間ほど岐阜の方へ旅行していたので、準備や何やらで更新が遅れました……。
ささ、気分を変えてレビューだレビュー。

この映画、不条理を通り越し、制作者の行き過ぎたシチュエーションとルールがまかり通る。
この映画を見た時に、こいつはトンデモ映画だ!と感じた人、多かったんじゃないでしょうか?
僕も最初そう思った。
で、ネットで調べてみると、結構評判が良いじゃないか。
「時間と言う物を考えさせられる」 「人生をもう一度見つめ直そうと思った」 「生きると言う事は、時間との闘いなんだ…」等々。
皆さん真剣に、この映画と対峙しているんだなぁと、感心させられました。
でも、やっぱり、腕にデジタル時計が浮かび上がると言うのはヘンテコだし、腕と腕の接触だけで時間のやり取りが出来る、と言うの観ていて厳しいんだよなぁ。
『ガタカ』と言うSFの名作を作った監督にしちゃぁ、意外と強引。
結構な力技で映画を撮ったもんだ、そう思った……。
でも、時間銀行を襲撃するあたりはボニーとクライドを完全に意識した作りだし、『ガタカ』でもDNAがもたらす影響がテーマになっていたが、こちらは25歳で成長が止まったり、個体が持っている時間が無くなると死、だ。
ん~、何かあると思いながら最後まで見たが、何もない。
やっぱりSF版ボニーとクライドだよなぁ。
(クリック↓  ↓  ↓)
仮想チケット・タイム500
そう思った時に、こんな事を考えた。
もし、この映画のオープニングに、「この映画はタイムと言う、時間をテーマにしたゲームの実写化である」
つまりシミュレーション的な事だが、ゲームの実写化だと勝手に想定すると、ライフ(つまり時間)が簡単にチャージされたり(つまり増えたり)、その時間を腕に表示していても、妙に納得できてしまう。
『バイオハザード』や『スーパーマリオ・ブラザーズ』『モータル・コンバット』『ストリート・ファイター』等々と同じ性質の作品と捉えてしまうのだ。

すると、何の違和感も無しに、映画に集中できるのだ。
いや、この映画自体が、むしろゲームの世界をヴァーチャル・リアリティに描いているんじゃないか、と言う気にさえなって来る。
またまた、ロッカリアの奴、戯言を言ってやがるぜ!とブーイングが聞こえて来そうだが、今からこの映画を見る人や、すでに見て呆れてしまった人も、再度この考え方で見てはどうでしょうか。

だからと言って、この映画が傑作か?と聞かれると……。(ま、そのために仮想チケットがあるんです!)


スポンサーサイト



Category: レビューがはじまる

Thread: 映画レビュー

Janre: 映画

Tag: Sci-Fi   
tb 0 : cm 2