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『森崎書店の日々』 再生のドラマ、と言うこと。 

こんばんは、ロッカリアです。

地味ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ……。

自分は彼女だと思っていた男に、突然他の女性と結婚すると告げられ、あまりのショックに会社も辞めて、ただボー然とする毎日。
生きることに疲れてしまった貴子が、ある事をきっかけに、もう一度人生のスタートを仕切り直す、癒しと再生の物語。
よくあるパターンだ。
「よし、もう一度人生をやり直そう!」と思うのは、どんな物語でも自分の意志以外にない事は明白。
だが、その意志は、何がきっかけで生まれるのか?と言うのを見せてくれるのが映画(或いは小説)の魅力だろう。
ここでは、神田神保町の古書店を経営する貴子の叔父(内藤剛志)と、近所に住む人々、そして古書たちがその役割を果たしている。
ただ、全く本自体に興味が無かった貴子が没頭する古書が、一体どんな本なのかはあまり重要ではなく、観客としてはタイトルすら読み取れないようになっているのが不思議だ。(一部判別可能)
これは、何をチョイスするのかは、その人その人によって異なる、と言う配慮からかも知れない。
或いは、「どんな本を読んでいるんだろう?」と、詮索する楽しみを残しているのかも知れない。
シネマチケット・森崎書店1

最近TVドラマ化された「ブリビア古書堂の…」も古書を取り扱っていて大変興味深いが、僕みたいに日頃から古本屋さんへ足を運ぶ者としては、この機会に、少しでも古本屋、古書店が見直されるといいな、などと思ってしまう。
淡々と進む物語に中に、神保町の魅力、古書店とそこに集う仲間たちの魅力が加味されて、見る人の、ちょっとした心の隙間に染み込んで来るような映画だ。

でも、どうせ癒されるなら、僕は本じゃなくて、綺麗なおネエさんの方がいいなぁ……(コラーッ!!!)

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