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『探偵はBARにいる』は、『ロング・グッドバイ』か!? 

こんばんは、ロッカリアです。

この映画を見て、何となくだがエリオット・グールドがフィリップ・マーロウを演じ、ロバート・アルトマンが監督した『ロング・グッドバイ』を連想した。
単に髪型がクルクルして似ていると言う訳じゃなく、コメディアンがハードボイルドな探偵を演じると、意外な「味」が出ているように思ったからだ。
オールドファンには怒られるかも知れないが、『ロング・グッドバイ』よりも、僕はこっちの方が面白かった。

いつも探偵が居るバーに、女の声でちょっとした依頼の電話が掛かって来る。この、一見なんでも無い仕事が探偵を大きな事件に巻き込んで行くと言う王道パターンながら、舞台を北の大地札幌にしている事や、主役に大泉洋を起用した事などが功を奏してオリジナリティがある。

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探偵助手を松田龍平が演じ、無口でいつも眠っているが、ここ一番では活躍を見せるし、何と言っても作品の底辺には愛が静かに流れていて、最後にそれがはっきりと提示されると事件の全貌が見えると言う仕掛けだ。
ただ、勘の良い人ならが、あるシーンで重要人物は特定できるし、キャストを見ても……。
前にも言ったが、木は森に隠せの如く、こう言ったミステリーはオールスターキャストでの演出が望ましい。

この寒い季節にこそ、見るに相応しい映画ではないでしょうか。
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