【東宝DVDシネマ・ファン・クラブ】これって、変じゃない?

と言うキャンペーンが実施される。(クリックで詳細ページに飛びます)
東宝作品のDVDが、8月2日より低価格で発売される事になった。
例えば石坂浩二の金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』を除く『悪魔の手毬唄』『女王蜂』『獄門島』『病院坂の首縊りの家』の4作品や、特撮系なら『透明人間』『電送人間』平成『モスラ』三部作、黒澤作品も含めた計144作品に及ぶ。
値段は¥2500(税別)
確かに買い易いが……。
でも、なぜ今DVDをわざわざ低価格で再発するのか?
何故、ブルーレイでの発売じゃないのか?
この後、ブルーレイの発売が控えているのじゃないか?等々の疑問が残る。
今やブルーレイ・レコーダーやプレイヤーを含めた普及率はかなりのパーセンテージに達していると思われるのに、何故、DVDファンクラブなのか……。
ブルーレイは値段設定が高くなるから、DVDの方がお得ですよ~的な発想なんだろうか?
洋画のブルーレイが実売価格で¥1500の時代に、わざわざDVDを¥2500出して買うほど、消費者はバカだと思っているのだろうか?
確かに、今迄高額発売のDVD作品も低価格になっている。それに飛びつくほど、景気が回復していると判断しているのだろうか?
小市民の僕が、代表して声を上げよう。
「ブルーレイでこの値段なら考える価値もあろう。だが、何故今更DVDなんだよ!映画を扱うメーカーなら、安くて綺麗なブルーレイを、より多くの人たちに見てもらう努力をする責任があるんじゃないのか?」
しかも、3枚買うと1枚をもれなくプレゼントすると言う特典まで付けている……(くっ、こしゃくな真似を)。
先日も電気屋に出かけては、4Kテレビの映像にため息をついて来た。
デモ映像で映画も流れているが、もはや異次元の映像美で、そのまま手を伸ばせば実際に触れる事が出来そうな、そんな感じの奥行と美しさだ。
1インチ1万円を切ると、爆発的に普及しそうな予感がする。
もはや、DVDの値段がどうの、こうのと言っている場合ではない。
東宝の、時代に逆行するこの販売戦略に、僕は一消費者として疑問を抱く。
皆さんは、どのように感じられるのだろうか……。
ま、それでも¥1000ぐらいなら許すけど……(←結局は値段じゃねェかよ…)。
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