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シネマの自由時間

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目からウロコの映画事情! 

こんばんは、ロッカリアです。

BSでは映画に関する番組が結構ある。
ムービー・アット・ホームは自宅で見るにはどんな映画が良いか?をコンセプトに作られているし、今日記事に取り上げるのは「シネマ・アディクト~愛すべきスターたち」は、タイトル通り、スターにスポットライトを当てた番組だ。
先週この番組を見ていた時、映画評論家の芝山幹朗氏が、シリーズ物は別として、最近刑事物の映画が少なくなっているとし、『ダーティハリー』『フレンチ・コネクション』『ダイ・ハード』を取り上げ、アンチ・ヒーロー的な刑事が時代にマッチして受け入れられたと話した。(うん、うん)
そして、僕にとっては、目からウロコの、こんな話をしてくれた。「何故、最近のアクション映画はつまらなくなったのか?」と言う事だ。
芝山氏は、この疑問に明快な回答をしてくれた。それを紹介したいと思います。
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『スパイダーマン』『バットマン』『アイアンマン』『アベンジャーズ』等々、アメコミの実写化映画の大ヒットによって、刑事物やアクション映画の爆発シーンやカースタントと言った一連のアクションシーンが、アメコミ映画と同じレベルで撮られている、だから現実味も感じられないし、人物もどこかアメコミ・ヒーローっぽい、と分析するのだ。
そう言えば、先日このブログでも取り上げた『ダイ・ハード:ラスト・デイ』の中でも、ブルース・ウィリスの息子が銃で腹部を撃たれるが、何事も無かったかのように、映画は進行して行ったのを思い出した。
そうか、そうだったんだ!
ヒットしたら右にならえのハリウッドは、アメコミのメソッドをどんな映画にも取り入れていたのだ。(気付かなかった…)
そう言われたみれば、爆発は大袈裟過ぎるし、銃撃戦では危険を感じない。
少々当たっても死にゃしないだろう……と、頭の片隅に植え付けられているのだ。(洗脳だ洗脳!)
ハリーやポパイには刑事や人間としてのアイデンティティが確かにあった。
マクレーンだって昔は高い所が苦手な普通の人間だった……。
だから面白かったんだ、と言う事に改めて気が付いたよ。
皆さんはこんな話を聞いて、どう思います?
僕はこう思いました。
まだまだ修行が足りんなぁ……と。


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Category: シネマ・エッセイ

Thread: 映画関連ネタ

Janre: 映画

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