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シネマの自由時間

伝えたい映画と音楽があります!

 

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▶︎4月のNHK-BS「プレミアムシネマ」の映画カレンダーはここから見られます。


嗚呼、懐かしの角川映画が… 

なんと、7月30日から9月2日までの約2ヶ月間、東京は角川シネマ新宿で、角川映画誕生40年記念企画「角川映画祭」と言うのが開催されます。(東京の人はいいなぁ)

スクリーンショット 角川
予告編です。

以下のラインナップ、もう懐かしいとしか言いようのないタイトルのオンパレードです!

<上映作品ラインナップ>

『犬神家の一族』(1976)
『人間の証明』(1977)
『野性の証明』(1978)
『金田一耕助の冒険』(1979)
『蘇える金狼』(1979)
『戦国自衛隊』(1979)
『復活の日』(1980)
『野獣死すべし』(1980)
『刑事珍道中』(1980)
『スローなブギにしてくれ』(1981)
『ねらわれた学園』(1981)
『悪霊島』(1981)
『蔵の中』(1981)
『セーラー服と機関銃』(1981)
『化石の荒野』(1982)
『汚れた英雄』(1982)
『伊賀忍法帖』(1982)
『幻魔大戦』(1983)
『探偵物語』(1983)
『時をかける少女』(1983)
『里見八犬伝』(1983)
『少年ケニヤ』(1984)
『晴れ、ときどき殺人』(1984)
『湯殿山麓呪い村』(1984)
『メイン・テーマ』(1984)
『愛情物語』(1984)
『麻雀放浪記』(1984)
『いつか誰かが殺される』(1984)
『Wの悲劇』(1984)
『天国にいちばん近い島』(1984)
『カムイの剣』(1985)
『友よ、静かに瞑れ』(1985)
『結婚案内ミステリー』(1985)
『早春物語』(1985)
『二代目はクリスチャン』(1985)
『キャバレー』(1986)
『彼のオートバイ、彼女の島』(1986)
『オイディプスの刃』(1986)
『時空の旅人』(1986)
『火の鳥 鳳凰編』(1986)
『黒いドレスの女』(1987)
『恋人たちの時刻』(1987)
『迷宮物語』(1987)
『花のあすか組!』(1988)
『ぼくらの七日間戦争』(1988)
『悪魔が来りて笛を吹く』(1979)
『魔界転生』(1981)
『蒲田行進曲』(1982)


この中には、若い人が観ても充分楽しめる作品が多々あります。
筆頭はやっぱり『犬神家の一族』で、この作品を見ないで、「映画とは…」などと語って欲しくない、それほど、エポックメイキング的な作品でした。
アクションのない本格ミステリーを、演出の力でここまで魅せる市川崑監督の手腕は凄いの一言でした。
尾道三部作のひとつで、角川春樹が本気で結婚をしたいと考えていた、原田知世のデビュー作『時をかける少女』。
筒井康隆の原作を大林宣彦監督なりに大胆解釈し生まれたSFファンタジーの傑作。
日本のアクション映画の方向性に大きな影響を与えた、松田優作の『蘇える金狼』『野獣死すべし』。
タイムスリップとアクションが見事に融合した歴史改変の傑作『戦国自衛隊』。
スタッフ・キャストを一新して作られた横溝正史作品『悪霊島』。
浅野温子の初々しい演技が光る『スローなブギにしてくれ』、南佳孝が歌う同主題歌はマイ・フェイバリットです。
『人間の証明』には、当時では画期的な試み、邦画にハリウッドの有名俳優が出演しました。『エアポート75』『大地震』の名バイプレイヤー、ジョージ・ケネディの出演は話題になりました。
ジョー・山中の歌うテーマソングも大ヒットしました。
この時代は、まだ音楽(サントラ)やテーマソングと映画の結び付きは強く、その音楽を聴くとすぐにその映画を思い出し、その頃の思い出も蘇ります。
角川映画に関しては、この本に事細かく記載されているので、興味のある方にはオススメです。
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東京在住の方は、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
このラインナップを、可能な限り自宅で再現してやる!と言う強者もいるかも知れませんね。(←実は考えていたりして…)


角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年 (単行本)


角川映画 1976-1986(増補版) (角川文庫)





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Category: シネマ・エッセイ

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