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「下水道映画を探検する」と言う映画本を買いました 

こんばんは、ロッカリアです。

以前からとても気になっていたこの本、下水道専門誌「月刊下水道」の中で掲載されていた人気の映画ガイドを一冊にまとめられたものです。
そもそも、下水道専門誌なるものが月刊で出ていたなんて、本屋さんでも見た記憶がありませんでした。

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文字通り、下水道で繰り広げられたドラマ、アクション、サスペンスを網羅していて、とても面白く読んでいます。(本日買ってきたばかりなので)
例えば『ベン』、ネズミが人間を襲うパニック・サスペンス『ウィラード』の続編ですが、ネズミのボス、ベンと奇妙な友情で通じ合う少年ダニエルが、道路脇の排水溝から下水道に入っていくが、この著者で下水道のスペシャリスト、忠田友幸氏によると、このシーンが印象的で、アメリカに行く度に下水溝・排水溝をチェックするが、子供一人が入れるほどの大きなものは見たことがない、と言うエピソードから始まり、同じネズミを題材にしたアニメ『レミーのおいしいレストラン』や『スチュアート・リトル』と言った、ネズミの章だけでも8作品が書かれていてとても興味深い。
オールド・ファンには有名な『アリゲーター』や、日本特撮映画の傑作『美女と液体人間』、ご存知、下水道と言えばあの名作、『第三の男』(下水道映画の最高峰と著者は位置づけ)、ロシアに侵入してある物を盗む泥棒『セイント』、パニック映画では『ボルケーノ』と言った、もはや下水道のシーンなんてあったっけ?と忘れていたシーンを思い出させてくれる解説が楽しい。
読んでいると、まさに「下水道映画を探検する」気分になります。
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気になった人は、一度本屋さんで手に取ってみてください。
また、『美女と液体人間』はこのブログでも取り上げたので、よろしければ読んでいってください。(クリック)
 

下水道映画を探検する (星海社新書)



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Category: 迷宮図書室

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