『妻は二度殺される』これはうまいっ!
こんばんは、ロッカリアです。
コリアン・ムービーは、あんまり見ない方ですが、時折とんでもなく面白い映画が見られるので楽しめます。
前フリはニュースで流れる太陽フレアだ。この影響で電波障害が発生することを冒頭で告知している。
時は2014年、弁護士のドンホは飲んで帰宅すると、妻のヨンスが殺されていた。
犯人も動機も分からないまま、2015年の現代にシフトする。
娘のギョンリムと二人で暮らしていたドンホだったが、弁護士事務所を退社する日に、突然死んだはずの妻ヨンスから携帯に電話がかかってくる。
半信半疑だったドンホだったが、その会話が1年前、妻が殺された日の会話だと気付き、身に危険が迫っていると伝えるが、ヨンスは相手にしなかった。
日が暮れて、その時が近づくと、ヨンスは何かしら不安な気持ちになる。
夫のドンホ(2015年の)に電話で話している時、殺人犯は家のインターフォンに姿を現した……。

ヨンスは機転を利かして家の外に逃げ、警察に助けを求め、九死に一生を得るが、この時点から、2014年と2015年が交差して、ドンホは事件の渦中に巻き込まれて行く。
うまいっ!
見終わった時の感想はこの一言だった。
本格的なタイムスリップ、つまり人間自体は時空を超えないが、携帯の電波だけが太陽フレアが原因で時を超えて行く。
しかも、2014年に変化が生じると、すぐに2015年に反映されるので、つながり感は半端じゃない。
その結果、ドンホは妻殺しの犯人にされ、警察に追いかけられるは、真犯人から追いかけられるは、自分の命や、娘までも命を狙われて……。
その先は見てのお楽しみと言うことで。
家族の絆が、物語の進行につれてドンドン深くなっていくと、それに歩調を合わせて緊張感が高まって来るのもいい。
ただ、手紙と携帯の違いはあるものの、時空を超えてやり取りするというアイデアは、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが共演した『イルマーレ』(元は韓国映画)で、それにキム・ベイシンガーが電話を頼りに、誘拐された場所を知らせるという映画、『セルラー』を足したような感じだ。
合わせ技一本という印象だけど、ハラハラ・ドキドキする映画には間違いなく、これからの暑い夏にはピッタリの映画だ。
WOWOWでのプレミアム・オンエアだったので、まだレンタルもされていないのが残念、ネットでも総じて評価は高いので、ソフト化されるかも知れませんね。
ちなみに本国の韓国では興行成績1位だったそうです。
さいごに、ラストのワンカットは余計だと思ってます。
このワンカットのおかげで、ホラー感が出て、後味が悪くなっている。
それも狙いの一つなんだろうが、個人的には無意味なカットだと思う。
でも、よく考えてみれば、死んだはずの奥さんから電話がかかってきたら、ちょとどころか、かなり怖い。
もし、自分の携帯に奥さんから掛かって来たら……、死んでなくても普通に怖いっ!
余計なお世話。(謎を解くヒントの話です)
ファーストカットに、事件を解くヒントがあるので、最初から注意深く見ましょう。
よほど集中していないと見過ごします。
コリアン・ムービーは、あんまり見ない方ですが、時折とんでもなく面白い映画が見られるので楽しめます。
1.タイムパラドックスをうまく料理している
2.SFを感じさせないほどのサスペンス
3.基本は『イルマーレ』+『セルラー』
前フリはニュースで流れる太陽フレアだ。この影響で電波障害が発生することを冒頭で告知している。
時は2014年、弁護士のドンホは飲んで帰宅すると、妻のヨンスが殺されていた。
犯人も動機も分からないまま、2015年の現代にシフトする。
娘のギョンリムと二人で暮らしていたドンホだったが、弁護士事務所を退社する日に、突然死んだはずの妻ヨンスから携帯に電話がかかってくる。
半信半疑だったドンホだったが、その会話が1年前、妻が殺された日の会話だと気付き、身に危険が迫っていると伝えるが、ヨンスは相手にしなかった。
日が暮れて、その時が近づくと、ヨンスは何かしら不安な気持ちになる。
夫のドンホ(2015年の)に電話で話している時、殺人犯は家のインターフォンに姿を現した……。

ヨンスは機転を利かして家の外に逃げ、警察に助けを求め、九死に一生を得るが、この時点から、2014年と2015年が交差して、ドンホは事件の渦中に巻き込まれて行く。
うまいっ!
見終わった時の感想はこの一言だった。
本格的なタイムスリップ、つまり人間自体は時空を超えないが、携帯の電波だけが太陽フレアが原因で時を超えて行く。
しかも、2014年に変化が生じると、すぐに2015年に反映されるので、つながり感は半端じゃない。
その結果、ドンホは妻殺しの犯人にされ、警察に追いかけられるは、真犯人から追いかけられるは、自分の命や、娘までも命を狙われて……。
その先は見てのお楽しみと言うことで。
家族の絆が、物語の進行につれてドンドン深くなっていくと、それに歩調を合わせて緊張感が高まって来るのもいい。
ただ、手紙と携帯の違いはあるものの、時空を超えてやり取りするというアイデアは、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが共演した『イルマーレ』(元は韓国映画)で、それにキム・ベイシンガーが電話を頼りに、誘拐された場所を知らせるという映画、『セルラー』を足したような感じだ。
合わせ技一本という印象だけど、ハラハラ・ドキドキする映画には間違いなく、これからの暑い夏にはピッタリの映画だ。
WOWOWでのプレミアム・オンエアだったので、まだレンタルもされていないのが残念、ネットでも総じて評価は高いので、ソフト化されるかも知れませんね。
ちなみに本国の韓国では興行成績1位だったそうです。
さいごに、ラストのワンカットは余計だと思ってます。
このワンカットのおかげで、ホラー感が出て、後味が悪くなっている。
それも狙いの一つなんだろうが、個人的には無意味なカットだと思う。
でも、よく考えてみれば、死んだはずの奥さんから電話がかかってきたら、ちょとどころか、かなり怖い。
もし、自分の携帯に奥さんから掛かって来たら……、死んでなくても普通に怖いっ!
余計なお世話。(謎を解くヒントの話です)
ファーストカットに、事件を解くヒントがあるので、最初から注意深く見ましょう。
よほど集中していないと見過ごします。
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