『ザ・インターネット』 時代だなぁ…
こんばんは、ロッカリアです。
実際にアクセス出来ないホスト・コンピューターにハッキングして、個人情報を盗んだり、データを書き換えられたりして、警察と殺し屋の双方から追われる羽目になったサンドラ・ブロックは、プログラム・アナリストの知識を生かして孤軍奮闘する。
うん、面白いじゃないか、今見ても。
時代を感じてしまう場面もあるが、それよりも、アイデンティティを奪われたサンドラが、次々に襲いかかって来る困難をどうやって切り抜けるのか。
この辺が見る者にスリルを与えている。多少、ご都合主義の部分もあるが、プロローグの議員の謎の自殺から始まって、サンドラが国家的な犯罪に巻き込まれだろうな、と言う予測のもと、ラストまで飽きる事なく楽しめる。
(クリックで文字が現れます↓)

この映画が公開された1995年、マイクロソフト社は、ウィンドウズ95を開発してリリースする。
だが、映画の中では完成までのギャップがあり、使われているOSはウィンドウズ3.1が見て取れる。
もし、この映画の完成が後2~3年後になっていたら、「インターネット」と言う言葉は完全に市民権を得て、この映画の恐怖度は増していたに違いない。
その反面、レンタルビデオやDVD化になってから、この映画は話題になった事を記憶している……。
インターネットの世界は、今では掌の中に収まるようになって、ブログ、ツイッター、フェイスブックと言うトレンドを生み出して来たが、この映画の悪役のように、悪い奴らはいつの時代にもいる。
先日も、ツイッターからのダイレクト・メッセージと称して、メールにスパムが送られてきた。
しかも、手の込んだ事に、僕のフォロワーさんの名を騙り、「サスペンス映画好きです…中略…個人的にお友達になって下さい」と、若い女性の顔写真と共にメルアドが記載されている。
この手のメールは、良く出来ているほど怪しい臭いがプンプンするので調べてみると、ツイッター専用のスパムと分かった。
映画ほどの窮地には追い込まれないまでも、邪悪な奴らから身を守るのは自分だ。日頃から情報と知識だけは充分に磨いておこうと感じた。
今、こうやって読んでいるこのブログも、実は……(ないない!)
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コメント
これ怖いですよね~
何年か前に再見して、その頃にはネットの事も初見の頃よりわかっていたので、自分がこんな目に遭ったら・・・とぐいぐい引き込まれました。サンドラもはまり役で、孤軍奮闘する姿に手に汗握りました。
観終わってから、さっそくPCのセキュリティ面を見直してみたり(笑)
外部リンクを踏むのもいちいち調べて、けっこう神経質にやってます。
宵乃 #wLFgNV3g | URL | 2012/02/18 09:44 [edit]
Re: 宵乃さん。
何事も慎重過ぎる事は無いので、その方が賢明ですよ。
私なんか、行き当たりばったりで…。(そのうち地雷を踏みそう…)
映画の方は小気味良くて、面白かったですね。特に、ネットの掲示板で自分の好みの男性像を書き込むと、目の前に現れるなんて、仕組まれていたとしても試す価値あり?
私の場合、男は絶対嫌ですけど!
今見ると、現実味があって、恐怖感も当時よりアップして観れますね。
ロッカリア #- | URL | 2012/02/18 21:47 [edit]
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