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『フランケンシュタインの花嫁』は、ミス・マープル!? 

今日は【レトロホラー】の時間です。

こんばんは、ロッカリアです。
言わずと知れた、ユニバーサルが世界に衝撃を与えた『フランケンシュタイン』の正統な続編だ。
昔見た時も凄いと思ったが、今の目で見てもこいつは凄い!

余談だが、1960年生まれの僕は、かろうじて、その60年代以降の映画に触れる機会が多かったので、そこそこ知ったかぶりが出来る。
でも、それ以前の作品となると、有名作品はTVで見て知ってはいるものの、無知に近いと感じている。
だから最近、この60年以前の映画を意識して観るようになっている。
てっとり早く言えば、今のマイ・ブームってやつだ。
多少なりとも、勉強になると言えば大袈裟だが、観た映画について調べていると、結構色んな事が判明したり、色んな作品と繋がったりしていて、映画の素晴らしさ、映画の底力と言ったものを再認識させられる。
この映画など、まさにそうだった。


前作で死んだと思われた怪物は、地下道(或いは地下室?)のような所で生きていた。
一方、その怪物に殺されたフランケンシュタイン博士だったが、婚約者の元で息を吹き返す。
そこに、今回の主役とも言えるプレトリアスと名乗る博士が現れ、フランケンシュタイン博士に、怪物の花嫁を作る手伝いをさせようとする。
前作で言葉を話せなかった怪物は、盲目で孤独の老ヴァイオリニストと交流する事で、言葉を覚え、自我と言うものに目覚めて行くのだが……。
花嫁-3
ユーモアの中に恐怖を見出したり、徹底して作り出されたセット、計算されつくしたカメラ・ワークに、レンブラントの光と影を狙った照明、登場人物の心理状態を的確に表現した音楽など、これが1935年、今から77年前に作れらた作品である事自体が奇蹟だ。
一時、よちよち歩きのゾンビが、突然走り出すゾンビに変わった時に話題になったが、この大柄な怪物は、最初から足が速い。
逃げてもすぐに追いつかれ襲われる。(ホントにいたら、これは悪夢だよなぁ)
両手を前に突き出して、ゆっくり歩くブリキのおもちゃの印象が強い人は、きっと驚くだろう。(←驚いたんだ…)
しかも、タバコは吸う、酒は飲む、挙句の果てに、新しく誕生した花嫁を見て、欲情して襲いかかったりするのだ。(このシーンは爆笑だ)
その一方で、花嫁に命を吹き込むシーンや、実験塔が崩壊するシーンなど迫力満点で、「手に汗を握る」とはまさにこの事、見事だと絶賛したい。
怪物を演じたボリス・カーロフは前作ですでにスターの地位を確立したが、今回は花嫁を演じたエルザ・ランチェスターと言う女優に注目が集まった。
と言うのも、この映画の導入として、原作者のメアリー・シェリーが嵐の夜に、「実は、あの話には続きがあるの……」と言うシーンで本編に入るのだが、このメアリー・シェリーも、怪物を演じたエルザが二役をしている。
観客はそうとは知らず、その事実をかなり後に知る事になる。
何故なら、クレジットには「花嫁は誰?」(実際のクレジットにはThe Monster's Mate…?)となっていたからだ。
こんな遊び心が、実は作品を盛り上げたりするのだ。
日本なら「怪人二十面相は?」的な事だ。
しかもこの女優エルザは、後にビリー・ワイルダー監督の『情婦』に出演したり、オールド・ファンには懐かしいあの『ウィラード』にも出演している。
なかでも、僕が驚いたのは、このブログでも紹介した『名探偵登場』で、車椅子を押して登場した、あのミス・マープルこそが、このエルザ・ランチェスターその人だったのだ!(き、気付かなかった…)
ポッチャリ体型で、どことなく愛嬌があって面白い役だったが、実は今回の花嫁も、怖いと言うより、動きや驚き方が大袈裟で、かなりユーモラスなのだ。
この映画を見ずして、怪物映画を語るなかれ。
この映画は、正真正銘、滅多に見る事の出来ない、怪物映画の金字塔に違いない。

ま、僕の奥さんは、時たま怪物に見える時があるけど……。(し、知らんぞ!)

Category: 休日は名画座で

Tag: Sci-Fi    おススメ  レトロ  イラスト  ホラー 
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