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『スカイ・ハイ』 曲は良いんだけどね… 

こんばんは、ロッカリアです。

実はこのDVDも、GWに『スカイライダーズ』と一緒に購入しました。
一言で言えば、ブルース・リーの主演作を解体して、いくつかの要素を足して再構築した感じだ。
オープニングでサモ・ハン・キンポーが絡むアクションに始まって、香港特別警察官がオーストラリアへ乗り込む、と言うのも、『燃えよドラゴン』のハンの要塞島の大きい版として見る事も出来る。
そもそも、1975年当時に見た時は面白かった。
『ドラゴンへの道』みたいに海外ロケのカンフー映画は珍しかったし(BUT、『荒野のドラゴン』と言うマカロニもあったけど…)東洋人が海外で大暴れする映画自体も無かった。
オープニングのジグソーが歌う「スカイ・ハイ」はミル・マスカラスの登場曲としてすでに認知されていたし、カンフー映画としては、本格的なカー・チェイスも取り入れて、公開当時は結構話題作だった。
ただ、個人的な意見だけど、主演のジミー・ウォングと言う事を除いて、なんだけど……。
(THEが抜けてるね↓)
ジミー500
ブルース先生亡き後、カンフー映画界を背負って大活躍。
ジャッキー・チェンが登場するまでは、絶大な人気があったんだよ。
だけど、みんな知っていたはずだ、彼が本当にそれほど強くないって事を……。
一方で、彼を崇拝するファンも多い事は事実だ。
そう言った事情を全て理解した上で崇拝しているのだから、誰も文句は言えない。
『片腕ドラゴン』『片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン』なんて怪作を見ると、確かに面白い。
作品に工夫があって、カルト化している。
ある意味、個性があっていいのかも知れないが……。

この映画を見てみよう。
驚くのが、このジミー・ウォングが逮捕しようとしているのが、なんと『女王陛下の007』で2代目ボンドを演じたジョージ・レイゼンビーなのだ。
時間の経過もあるが、誰かに指摘されないと判らないぐらい変わっている。良い意味で言うと、それほど役に徹していると言う事かも知れない。
と言うのも、カンフーでタイマンを張るは、スタント無しで身体に火を点けるは、体当たり演技はジミーより迫力があるぞ。

前記したように、『ドラゴン怒りの鉄拳』の道場シーンや、『死亡遊戯』の黄色いトラックスーツに対抗したのか、青いジャージ(ジャージって…)姿で後半を押し切っちゃう。(へ、へそが見えてるぞ…)
ハングライダーの使い方は、『スカイライダーズ』とは雲泥の差、である。(こっちの方が、製作年度は早い)
全体的に、アクション映画としては頑張っている方で、¥1000ぐらいだから納得かな。
でも、全体を通じて、何故かジミーが威張っているのが気になるんだよなぁ……。

懐かしいと思う人は、一度お試しあれ。
ただし、見終わって「面白い」「面白くいない」のどちらに着地するのかは、ハングライダーと一緒、自己責任でお願いします。

Category: 落書きシネマ

Thread: DVDで見た映画

Janre: 映画

Tag: カンフー  アクション  70’  イラスト 
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