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『冒険者たち』は僕のマイルストーンです。 

こんばんは、ロッカリアです。
今日は【大好きな映画】の時間です。

つらい時、気分が冴えない時、ひどい映画にガッカリした時。不思議に聞こえるかも知れないが、この映画を見ると、初めてこの作品に出会った中学生の頃の記憶と気持ちが蘇る。
マイルストーンとは、映画なんかでも時々見かける、道路脇に立っている石の事。
この石には、基点(起点)からの距離が刻まれてる。
この『冒険者たち』は、中学の時、初めて自分専用に買ってもらった5インチのポータブルTVで、深夜の洋画劇場で見た。
この5インチのTVは、当時の僕にとっては間違いなく宝物であり、同時に映画を通して世界の扉を開いてくれる”どこでもドア”でもあった。

男二人がレティシアに贈る無償の愛
男同士の友情、固い絆
最高に美しい嘘
夢の崩壊と冒険
永遠に心に残る音楽
青春の終わりを告げる最後のカメラ・ワーク
レティシアへの憧れ…

初めて見た感想はこんなものだった。また、映画を見て泣いたのはこの映画が初めてだった。
今でも枕を濡らした事を鮮明に憶えている……。

(クリックで拡大。左がジョアンナ・シムカスで右がドロンです…、絶対…)
img010-2.gif

あれからこの年まで35年ほどが経ち、何度もこの映画を見て来た。
以前のブログを止めて、しばらくしてから、またこの映画を見た。
さすがに、この歳になれば映画の見方は多少なりとも変わって来る。
オープニングでレティシアが金網越しに登場するが、それは籠の中の鳥のような印象に見える。
金網が途切れると、手前に車のスクラップが広がり、川を挟んだ遠くには高級マンションが立ち並ぶ。
そこにタイトルバックが現れるが、このシーンも手前の車のスクラップが現実であり、高級マンションが夢の象徴でもあるかのように見える。
だが、レティシアは、その車のスクラップの中から、部品を一つ々取り上げる、夢のかけらを拾い上げるように。
彼女は金属を使った芸術家だと言う事が後で分かるが、部品を買い集めて行くうちに、ローラン(リノ・ヴァンチュラ)と出会うが、部品を売って欲しいと言うレティシアにローランは、「俺はスクラップ屋でもないし、売る気もない」と断る。
部品が夢のかけらの象徴だとして見ると、とても意味深いシーンだ。
ローランも、実はこの部品の中からF1に搭載するエンジンを組み上げている。
レティシアとローランはこのオープニングで、すでに夢を共有している事が読み取れる。
ローランとレティシアが愛し合う事は、この時点で必然の事だったのだ。
中学時代には考えもつかなかった事だ。
この映画をこんな風にしゃべって行くと、3日ぐらいかかりそうだから、解説はこの辺で。

『冒険者たち』と言うこのタイトル。
確かにコンゴの海に財宝を求めて冒険に出るんだが、
希望--挫折--夢--そして死…と駆け巡る人生こそが冒険であり、万人に待ち受けている死がゴールだとしても、精一杯生きる姿こそが冒険者の姿なんだと僕に語りかけて来る。

たくさんの映画を見て来た事によって、色んな見方が身に付いたけど、この映画が始まって、あのテーマ曲が流れだすと、中学生の時に、一気にタイムスリップしてしまう。
この映画が 何故、僕にとってのマイルストーンなのか?
あの頃の感動、熱い思いを失っていないのか?
映画との距離は遠ざかっていないのか?
それを確認する、と言えばなんだか道具のように感じてしまうが、それを自然に行えるのが、この映画が僕にとってのマイルストーンたる所以だ。
中学生が見ても感動し、この歳になってもなお感動できるこの映画こそ、名作だと言いたい。
ただ、この映画は自分で勝手に決めたベスト10(個人的には生涯揺らぐ事が無いベスト10、と言う意味で、生涯ベスト10と名付けている)にはランクインしていない。
何故なら、この映画は僕には大切なものであり、ランクを付けるなんて事が出来ないぐらい好きだからだ。
おそらく、映画が好きな皆さんにも、一つや二つこう言った作品があるはず。
それは『燃えよドラゴン』だったり『男と女』だったり様々なんだろうなぁ、と想像すると楽しくなって来るし、それがどんな映画だろうか?と、少し聞いてみたくなってしまうのは僕だけじゃないはず。
もしお暇なら、コメントに、「この映画は絶対に譲れん!!」と言うあなたのマイルストーンを書き込んで下さいね。
フ~、久しぶりの記事アップは、体力を使うなぁ~。ではまた、お会いしましょう。
そうそう、お暇な人は、続きもどうぞ。
     ↓ ↓ ↓

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『ハード・ロック・カフェ』じゃなくて【ハード・ロッカリア・カフェ】です。
ま、お茶でも飲む感じで軽~く映画の与太話でもしようじゃありませんか、と言う事です。
この映画は何と言ってもテーマ曲がいいんです。
ご存知の方も多いと思いますが(若い人は知らないよなぁ~)アラン・ドロンが歌う「愛しのレティシア」もいいんですよね~。
と言う事で、聞いちゃいましょう。
ちなみに、この映画のサントラCDを持ってますが、そこには収録されてません。
テーマ曲に続いて、ドロンの歌が流れます。
最後までごゆっくりと。


Category: 休日は名画座で

Thread: 色あせない名作

Janre: 映画

Tag: フィルムノワール  青春  名作  おススメ  イラスト 
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コメント

新しいブログにおじゃまします~♪

マイルストーンという存在ではありませんが、子供の頃にテレビで見た映画、「ルパン三世カリオストロの城」はワタシにとっては記念碑的な作品ですe-405
くどいほどテレビでやってるのでさすがに当時ほどの新鮮さはありませんが。。。それでもワタシにとっては今でも愛すべき最愛の映画ですね~e-420
べつに内容に深みがある映画じゃない、誰にでもわかりやすい完全にエンターテインメントのアニメなのに、なんでこんなにさわやかで感動的な余韻が残る映画なんだろうって、当時中1のワタシですら感じ入りました。 感動してついほろっと涙をこぼしてしまう映画、号泣してしまう映画は他にもありますが、涙がまったく出ないのにこれだけ余韻が残り感動する映画って、後にも先にもこれしかないんですよ~
ブログの過去記事でも語り倒してますので、またご興味がありましたら見てやってくださいマセ~e-454

あ、でもロッカリアさんて、今大阪にお住まいだったんですね~! 
知らなかったです。

マナサビイ #JalddpaA | URL | 2011/05/08 09:51 [edit]

Re: マナサビイさんへ。

ようこそ!
『ルパン三世~カリオストロの城』は最高です。
フィアットとルパン、次元のフィギュアが付いたプラモを買って組み立てましたよ~。この為にエアブラシまで買い直して。
DVDも真っ先に買いましたが、先日地上波でオンエアされたハイビジョン映像を見たら、やっぱりブルーレイも欲しくなりました。
クラリスとルパンの、あの距離間もいいし、銭形のとっつぁん&埼玉県警がカッコいい!
泣かせる、と言うよりは、人の良心に語りかけるようなあのラストもいい!
マナサビイさんの記念碑的な作品って言う意味も充分分かります。

後程、ゆっくりとお邪魔させて頂きます!

ロッカリア #- | URL | 2011/05/08 13:34 [edit]

こんばんは。

あの頃はジャクリーン・ビセットも綺麗だったけど、やっぱりジョアンナ・シムカス。 美しかったですね。

music70s #- | URL | 2011/05/08 19:24 [edit]

Re: music70s さんへ。

こんばんは、ようこそ!
私は、キャサリン・ロスも大好きでした。
ジョアンナ・シムカスは、スクリーンの女優さんに初めて憧れた人です。
その後は、ま、沢山いますけど…。
またお越し下さい。

ロッカリア #- | URL | 2011/05/09 21:53 [edit]

こんばんは、ロッカリアさん
連投ですいません。

60~70年代に青春だった男達には絶対外せない作品ですよね!
レティシアが眩しくて、
男同士の友情に憧れて。
あの口笛とスキャットは、きっと死ぬまで耳にこびりついてるハズです。
僕も年に数回、DVDを見ています。
この時のJ・シムカスの印象が強すぎて、彼女の他の作品を観るのが怖く、
結局、彼女が出てる作品は、これしか観ていません。

でも残念ながら僕の別格作品は、これではなくて、
「七人の侍」
これを初めて観た時の衝撃は忘れられません。

僕も「セピア色の映画手帳」というブログをやっていまして、
ロッカリアさんのように深くないけど、「冒険者たち」も最近、記事にしました。
もし、ご興味があれば、お暇の時にでもお出でください。
もう一つ、厚かましいお願いなのですが、
ウチのブログに、こちらのリンクを貼りたいのですが、
いかがでしょうか?


鉦鼓亭 #AM34sMcQ | URL | 2012/04/10 22:47 [edit]

Re: 鉦鼓亭 さん。

いつでも歓迎です。
たった今拝見させて頂きましたが、私たち世代にはドンピシャな、素敵なブログではありませんか。
『冒険者たち』の記事も、私なんかの内容の無い、ほとんど独りよがりの記事と違って、すっごくいいじゃないですか!
記事のタイトルを見ているだけで、ワクワクする、そんなブログに久々に会えたような気がします。
これから、時間をかけて、ちょこちょこ鉦鼓亭さんのブログ記事を読ませて頂きます!
と言う事で、当方もリンクさせて頂きますね。
今後も宜しくお願いします。

P.S
このブログの前身でもあるブログ、【ラジオ・ヒッチコック】と言うのを去年の今頃までやっていたんですが、事情があって閉鎖しました。
そのブログでも『冒険者たち』の記事を扱っていますので、宜しければ暇を見つけて見に行ってやって下さい。

http://rockaria.blog71.fc2.com/blog-entry-350.html

ロッカリア #- | URL | 2012/04/10 23:35 [edit]

リンク、ありがとうございます

Re:ロッカリアさま
早速、承諾頂き、また、相互リンクにまでしてもらい、
ありがとうございます。

過分のお褒めを頂戴して恐縮しています。
他の記事が、ご期待に添えるか非常に心もとないのですが、
これからも宜しくお願い致します。

以前の記事、拝見させて頂きました。
ロッカリアさまの「冒険者たち」に寄せる熱い思いが伝わってきます。
男同士の固い友情、大人になったら・・・、
同じく、そう思いました。
僕も初見はTVの洋画劇場で、多分、野沢那智、森山周一郎、鈴木弘子版だったと思います。
ローランが最後、マヌーに語りかける声が日本語の場合、森山周一郎の声でしか再生できないんです。
僕にとっても、心底、出会えて良かったと思ってる作品です。

また、というか、ちょくちょく寄らせて下さい。

鉦鼓亭 #AM34sMcQ | URL | 2012/04/11 01:19 [edit]

『冒険者たち』は私も好きで何度も観た映画です。
初めて観たのは中学生の時でやっぱりテレビで観たと思います。
その後また観たいと思いリバイバルとかにも行ったりしました。

その頃は物語の中間よりちょっとあとぐらいにレティシアが殺されてしまうのが意外な感じがしていました。
それとレティシアのふるさとに行くとレティシアの事はあまりよく思われていなかったという事にも驚いたりしました。

ふと思い出しましたが当時ラジオのニッポン放送で夜、何時かわすれてしまいましたが”小森かず子”の映画の紹介番組がやっていてその番組のオープニングの音楽が『冒険者たち』の音楽だったような気がします。
たしか提供は集英社だったと思います。

浪漫 #- | URL | 2012/04/11 21:50 [edit]

Re: 鉦鼓亭さん。

どもどもです。
ご返事遅くなりました。
お互いに行き来しあって、映画の事を熱く、でもまったりと語り合いましょう。
『冒険者たち』は、もう自分の所有している何かだと思うほど好きなんですが、
皆さんも結構お好きなんですよね~。
どんな映画でも、好きになると自分だけのものにしておきたい、という願望もあるんでしょうけど。
その一方で、この映画を好きだ、と言われると、それはそれで嬉しいと言う、複雑なファン心理なんでしょうね、きっと。
野沢那智さんが亡くなられ時にも追悼記事を書きましたが、森山さんとの日本語吹き替えがホント、素晴らしい効果で、今でも忘れられません。
名声優無くして、洋画をここまで好きになっていなかったんじゃないか、そんな気さえします。
いつでも遊びにきて下さい。

ロッカリア #- | URL | 2012/04/12 08:18 [edit]

Re: 浪漫さん。

どもどもです。
いや~、私も同じ道を辿りました。
TVで見てリバイバルへ。
その後はレーザーディスク、DVD、ハイビジョン録画、ブルーレイと、『燃えよドラゴン』とカップリングで何度も買い替え、見て来ました。
見る度に、新しい発見もあって、やっぱりいいんですよ~。
この映画の感想を雑誌【ビデオで~た】に送ったら、掲載されて、一年間、モニターとして原稿を送ることにもなりました。(80年代の話です)
今見ると、若い時とはまた別の視点、感情で見ることができます。
私もラジオ大好き人間でしたが、ニッポン放送は関西では受信出来ませんでした。
唯一オールナイトニッポンのみが聴けたぐらいなので、そんな番組があったなんて、浪漫さんのコメントを読んで初めて知りました!
なにせ関西で映画情報、解説者と言えば浜村淳氏でしたから…。
いつでも遊びにきて下さい。
また、鉦鼓亭さんのブログ「セピア色の映画手帳」は、私のブログのように雑念(!)が無く、そのものズバリの映画がラインナップされていますので、一度遊びに行かれることをオススメします。

ロッカリア #- | URL | 2012/04/12 08:51 [edit]

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