『ロックアウト』ああ、ベースはあの映画ね…

こんばんは、ロッカリアです。
凶悪な犯罪者を地球の静止軌道上に造られた刑務所「MS-1」に集めて、コールドスリープして管理していたが、人道的立場から、その管理体制に疑問を抱いた米国大統領の娘エミリーが視察に訪れ、ハイデルと言う犯罪者に事情聴取うしていたところ、ハイデルはスキを見て銃を奪い、あっと言う間に500人の囚人をコールドスリープから解き放つ。
ハイデルの兄が中心になってMS-1を制圧する一方、CIAのエージェント、スノー(ガイ・ピアース)は罠にかかり、犯人にでっち上げられてしまう。
ところが、MS-1で大統領の娘が人質になっている事を知った政府は、スノーに交換条件を持ちかけるが本人は乗り気じゃない。
しかし、MS-1に、自分の無実を証明できる人物が収監されていると分かとる、自らMS-1に乗り込んで行く……。
あれだ。
『ニューヨーク1997』だ。
マンハッタン島が全て監獄と化し、そこに大統領専用機(正確には脱出用のポッド)が墜落してしまい、首に埋め込まれた爆弾除去を条件に、大統領救出へ向かう……、と言う傑作の言わば宇宙ヴァージョン。
カート・ラッセル演じるスネーク・プリスキンほどクールではないが、ガイ・ピアースのスノーも徹底したジョークの連発を武器に頑張っている。
ベッソン印のアクション映画だが、最近は益々やる気が無くなったのか、途中『スター・ウォーズ』の戦闘シーンみたいになったり、物理を全く無視した制作姿勢には疑問が残るね。
どーせなら、MS-1が地球上に墜落する恐怖と、そこから脱出するタイムリミット型のサスペンスをとことん追及するサスペンスに重心を置いた方が、この作品はもっと面白いものに大化けしたんじゃないだろうか……。
主人公二人の脱出シーンには、ただ唖然とするばかりだった……。
関西人の僕としては、「お前たち、光速エスパーか!」と突っ込みを入れておこう。(見てないと分からんわっ!)
上の落書きの、典型的なアホで間抜けな犯罪者役のジョセフ・W・ギルガン、実はとっても二枚目だと言う事実に一番驚いたわさ。
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