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『波の数だけ抱きしめて』そして僕は、あの時代へ… 

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こちら76.3メガヘルツ、FMキウィ~~~~!
梅雨だ何だかんだと天候が気になる季節ですが、一足早くこの映画で夏をスタートさせちゃいましょう!
あの頃の懐かしい思い出がいっぱい詰まった、夏らしい映画の定番。
思い出に浸るも良し、若い頃を思い出して、何かにチャレンジするも良し、とにかく、青春がいっぱい詰まった映画なんです。
1991年、真理子(ミポリン)の結婚式に集まった旧友4人が、車で湘南に向かうトンネルを抜けると、1982年、彼らが青春を過ごした時代の物語がスタートする。
オープニングで、ミポリンが織田裕二意外の男性と式を挙げているのだから、我々はこの後、二人はどうして結ばれなかったのか?と言う切ない青春を目撃する事になる。
確かに悲恋に終わるのだが、この映画は友人も含めて湘南海岸の身にFM局で過ごしたその時代が、どんな形にしろ、決して無駄に終わる事無く、むしろ光彩を放っていたんだよ、と言う所に重心が置かれている。
1982年、彼らは大学4年と言っているので、年齢で言うと僕と同級生(あくまで設定上)と言う事になる。
実際は1991年公開だから、31歳の時に、青春を振り返る事になったが、50歳を過ぎた今の方が、この映画はより大きな意味を持ち、僕にとっても大切な作品になって来た。
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82年と言えば、ぎりぎりアナログの時代で、この映画の中のミニFM局KiWiにも、LPレコードのストックが大量に置かれていて、それをDENON(昔でんおん、今デノン)のレコード・プレイヤー(昔テクニクス、今パナソニック)に乗せオンエアしている。
また、電波マニアが、トランスミッターの中継ポイントに必ず携帯するのがソニーのスカイセンサーと言う、その昔、ウォークマン登場以前に大流行した短波付ラジオだ。そして、よく見ると、ガラス越しに湘南の海とビーチが見える局のスタジオにも、ナショナルのクーガーと言うラジオだって置いてあるのだ。(懐かしい~)
超若い松下由樹が乗っている原チャリ(ヤマハのポップギャル!)だが、当時はノーヘルでオッケーだったんだよね。(僕はパッソーラ、モンキー、ノーティー・ダックス何てのに乗っていました)
サーファーご用達の黄色のビートル(本当はカリフォルニア・ブルーがトレンドだったんだよ)とダットサンのトラックも懐かしいね。
織田ちゃんと松下がはめている腕時計は、セイコーのダイバーズ・モデルで、織田ちゃんの方がブラック・モンスター、松下の方がオレンジ・モンスターと呼ばれている機械式の自動巻きで、めっぽう海水に強いのだ。
映画に影響を受けやすい僕は、当然ながらこいつを買っちまって、夏になれば、サーファー気分でこれをはめている。
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ミポリンがDJの時に使っているヘッドフォンはゼンハイザーで、昔からオーディオ・ファンの憧れの的だった(何せ、高いんだよヘッドフォンのくせに…)。
この映画の印象を今に受け継がせているのが、ユーミンの楽曲をも取り込んで、全編に流れるAORだ。
ウェスト・コースト色の強い選曲で、J.D.サウザー、TOTO、ジェームス・テイラーたちに加えて、サーフ・ミュージックのカラパナも、湘南の風景に見事に溶け込んで、物語を盛り上げている。
この曲たちがあってこそ、この映画を永遠に、僕たちの心に刻み込んでいる、と言っても過言じゃない。
とにかく、この映画は僕の好きなものがいっぱい詰まっている。
レコード、サーフィン、ミニFM局、オーディオ、ラジオ、音楽……。
甘く切ない青春時代、と言う言葉がピッタリの映画で、エンディングの最後の最後まできちんと作られている。

この映画を見終った後、そこにいるのは、ただ感傷に浸る自分なのか?
よし、もう一度何かに打ち込もうと、悪あがきする自分なのか?
それは見た人に任せるとして、僕はいつまでも後者でいたいと願う。
何故なら、悪あがきこそが、青春の証しなんだから……。

Category: 休日は名画座で

Thread: 心に残った映画

Janre: 映画

Tag: イラスト  おススメ 
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コメント

No title

ロッカリアさんの文章を拝見してると、見たい!!!という気持ちがモーレツに湧き上がって来ました!
ワタシ、80年代の「海、海岸沿いのドライブ、夏、ウエストコースト的な匂い」大好きなんですよ。70年代も好きなんですけど、80年代の夏の終わりの海岸的なあの時代の匂いが大好きで、いまだにこの頃の曲(邦楽でいうと杏里さんとか稲垣さんとか浜省さん)を聴いたりすると、浸ってしまうんです〜〜。
パッソーラ、懐かしい(笑)パッソルとかもありましたよね(笑)

この映画はもしかしたら昔見た事があるかもしれないんですけど覚えてない。でも、きっと今見た方が青春時代を想い出して、じ〜んと来そうな気がします。見たい映画ばかりが増えて、今嬉しいけど困っています^^;

マナサビイ #- | URL | 2013/06/28 17:09 [edit]

Re: マナサビイさん。

コメントありがとうございます。
そう言って頂けると、大変光栄です。
もろ、夏、海岸、ドライブ、そしてグッドミュージックです。
サーファーに憧れていた時代(19歳ぐらい)に、湘南の海岸線を友人5人とクルマで走って、こんな所で暮らせたら、最高だろうなぁと、盛り上がったものです。
TV「おれは男だ!」の影響をもろに受けて育ってしまった私は、確かこの辺でロケが行わたんだよなぁ…とワクワクして走っていました。
大阪人から見た湘南は、まさに憧れの地でした。
夜、浜辺でたき火して、野宿なんてのを平気でやっていたあの頃が、ホント懐かしいです。
剣道部だったので、森田健作のモノマネをしながら夜の海岸を走ったりして、爆笑されたっけ…。

この映画は、うまく時代の空気感を観客に伝えてくれる、希少な映画だと思います。
90年代と言う、比較的82年に近い時代に過去を描いたのが成功だと思います。
機会があれば、見て損はしないと思います。

ま、懐かしさで言えば、マナサビイさんの記事の方が、数段勝ってますけどね!

ロッカリア #- | URL | 2013/06/29 00:15 [edit]

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