『ファンハウス:惨劇の館』基本中の基本。
こんばんは、ロッカリアです。
大阪はとても蒸し暑い一日でした……。甲子園に応援しに行っても阪神は1点しか取らんし……。

田舎にやって来た移動カーニバルで初デートをする事になったエイミーと3人は、夜の遊園地でコースターや占いで楽しんでいたが、ファンハウスと言うお化け屋敷の前で、この中で一夜を明かそうと提案、そして中へ。
だが、階下で起こった殺人事件を目撃した事から、自分たちにも魔の手が伸びて来る……。

現在のアメリカでもある、移動式の遊園地が舞台で、簡単ながらコースターや乗り物の設備が整っている事が分かる。
冒頭は『サイコ』そのままだが、ちょっとした仕掛けがある。
エイミーの両親はTVで『フランケンシュタインの花嫁』を見ていたり、エイミーの弟の部屋は、今で言うならホラー・オタクの部屋で、精巧なフィギュアからチープなモノ、各種ポスターが揃っている。(って、親は何しとんじゃい!)
ファンハウスの入り口には、フランケンシュタインの着ぐるみが出迎えると言う徹底ぶりで、ホラー・ファンはニヤリとさせられる。
ファンハウスの建物は、ちょっと前の日本式のお化け屋敷に似ているが、建物は複雑な構造になっていて、少しだけだが迷路のようになっている。


80年代に、ホラー・マニアの友人宅で、「コレは来るでぇ~!」と言うから、レンタルビデオを一緒に観た。
当時は恐いと言うより、遊園地で働く人々や、殺人鬼が気持ち悪かったと記憶しているが、今見ると、どーって事ない。(←映画は見る年代で感じ方が違うからね)
惨劇に巻き込まれる4人の若者たちの姿は、1950年~この映画の公開当時の1980年代まで、あまり変わってない事が分かる。
夜のデート、映画館や遊園地で羽目を外す。親には「友人宅に泊まる」と嘘の電話をして、その後……。
この、昔ながらのパターンを踏まえて、面白半分でお化け屋敷に中に入って行く。
ここまでが少し長く感じる前半(約40分)だが、この後、状況は一変する。
人殺しを目撃してしまうからだ。
つまり、前半のムードを、緊張感で一気に包み込んでしまう、ホラー映画の王道とも言えるキーワードがここにある。
それは、「まずい事になった……」だ。
昔のティーン・ホラー映画は、『13日の金曜日』から引き継がれた、この「まずい事になった」と言うキーワードが必ずある。
『ラスト・サマー』でもそうだった。『スクリーム』でも見て取れる。
この、殺人鬼対ティーン・エイジャーの構図は、「まずい事」が重なるほどに、観客も殺人鬼に追い込まれて行く事になるのだ。
王道と言えば、ラストも典型的な終わり方だが、余韻があるのがいいね。
ただし、今の目で観るとテンポも悪く、殺人鬼の造形もチープに見える。
だが、低予算でこの手のホラーを作らせたら、おそらくトビー・フーパーの右に出る監督はいないだろう。
恐がらすだけじゃなく、エンターテインメント性も備わった映画だ。
ホラー映画ファンなら、押さえておきたい作品だね。
余談だが、主演のエイミー役の女優さん、冒頭のシャワー・シーンで若いのにオッパイが垂れているなぁと思っていたら、どこかで見たオッパイ…じゃなくて顔だなぁと調べてみて思い出した。
『アマデウス』でモーツァルトの奥さんだった人。(そうだったんだ!)
お、今日も遅くなっちまった、早くオフロを洗わないと、「まずい事になっちまうぜ……」
大阪はとても蒸し暑い一日でした……。甲子園に応援しに行っても阪神は1点しか取らんし……。

田舎にやって来た移動カーニバルで初デートをする事になったエイミーと3人は、夜の遊園地でコースターや占いで楽しんでいたが、ファンハウスと言うお化け屋敷の前で、この中で一夜を明かそうと提案、そして中へ。
だが、階下で起こった殺人事件を目撃した事から、自分たちにも魔の手が伸びて来る……。

現在のアメリカでもある、移動式の遊園地が舞台で、簡単ながらコースターや乗り物の設備が整っている事が分かる。
冒頭は『サイコ』そのままだが、ちょっとした仕掛けがある。
エイミーの両親はTVで『フランケンシュタインの花嫁』を見ていたり、エイミーの弟の部屋は、今で言うならホラー・オタクの部屋で、精巧なフィギュアからチープなモノ、各種ポスターが揃っている。(って、親は何しとんじゃい!)
ファンハウスの入り口には、フランケンシュタインの着ぐるみが出迎えると言う徹底ぶりで、ホラー・ファンはニヤリとさせられる。
ファンハウスの建物は、ちょっと前の日本式のお化け屋敷に似ているが、建物は複雑な構造になっていて、少しだけだが迷路のようになっている。


80年代に、ホラー・マニアの友人宅で、「コレは来るでぇ~!」と言うから、レンタルビデオを一緒に観た。
当時は恐いと言うより、遊園地で働く人々や、殺人鬼が気持ち悪かったと記憶しているが、今見ると、どーって事ない。(←映画は見る年代で感じ方が違うからね)
惨劇に巻き込まれる4人の若者たちの姿は、1950年~この映画の公開当時の1980年代まで、あまり変わってない事が分かる。
夜のデート、映画館や遊園地で羽目を外す。親には「友人宅に泊まる」と嘘の電話をして、その後……。
この、昔ながらのパターンを踏まえて、面白半分でお化け屋敷に中に入って行く。
ここまでが少し長く感じる前半(約40分)だが、この後、状況は一変する。
人殺しを目撃してしまうからだ。
つまり、前半のムードを、緊張感で一気に包み込んでしまう、ホラー映画の王道とも言えるキーワードがここにある。
それは、「まずい事になった……」だ。
昔のティーン・ホラー映画は、『13日の金曜日』から引き継がれた、この「まずい事になった」と言うキーワードが必ずある。
『ラスト・サマー』でもそうだった。『スクリーム』でも見て取れる。
この、殺人鬼対ティーン・エイジャーの構図は、「まずい事」が重なるほどに、観客も殺人鬼に追い込まれて行く事になるのだ。
王道と言えば、ラストも典型的な終わり方だが、余韻があるのがいいね。
ただし、今の目で観るとテンポも悪く、殺人鬼の造形もチープに見える。
だが、低予算でこの手のホラーを作らせたら、おそらくトビー・フーパーの右に出る監督はいないだろう。
恐がらすだけじゃなく、エンターテインメント性も備わった映画だ。
ホラー映画ファンなら、押さえておきたい作品だね。
余談だが、主演のエイミー役の女優さん、冒頭のシャワー・シーンで若いのにオッパイが垂れているなぁと思っていたら、どこかで見たオッパイ…じゃなくて顔だなぁと調べてみて思い出した。
『アマデウス』でモーツァルトの奥さんだった人。(そうだったんだ!)
お、今日も遅くなっちまった、早くオフロを洗わないと、「まずい事になっちまうぜ……」
« アメリカのTV業界も…。 | 『ダイ・ハード:ラスト・デイ』もはや殺人マシーン!? »
コメント
トラックバック
| h o m e |