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『シン・ゴジラ』ミニラじゃない! 

こんばんは、ロッカリアです。
お盆休みに見ました。ブログにアップしようか迷いましたが、こんな意見もあるという事で記事にしました。
当然ネタバレです、未見の人は要注意!

レビューにすると、「なんじゃこりゃ!?」の一言で終わってしまうのでエッセイで。
全国の『シン・ゴジラ』ファンの皆さん、本当に申し訳ない。
僕には見る目がないのか、老ぼれてきたのか、あるいはボケてきたのか、その全部なのか……。
見る人見る人を虜にして、大傑作との評判が高いこの作品ですが、全く面白くありませんでした。
img231.jpg
この映画、政府主導のプロパガンダ?と思えるぐらい、政治家押し映画じゃない?
初代『54”ゴジラ』のリブートと言っているが、そもそも第1作目って、核開発、核使用による戦争に突き進んでいく国家(世界)に対しての、アンチテーゼではなかったのか?
ゴジラという自然災害に立ち向かうカッコイイ政府という構図自体、どこか納得がいかないし、もともとゴジラを生み出したのは人間ではなかったのか?
ゴジラを自然災害に見立てるという概念に納得がいかない。
ゴジラはゴジラなのだ。
大地震や巨大台風、竜巻などの自然災害に立ち向かう政府の姿なら、まだ説得力があった。

また、このリブートが問題だ。
オープニングでアクア・トンネルライン付近での極地地震、あるいは海底火山爆発か?と政府は危機管理センターを立ち上げるが、その中で矢口は一人、巨大生物による可能性があると指摘していた。
なぜ巨大生物だと思ったんだろう?
ネットでその巨大生物らしき映像を見たから?
これは非現実すぎないか?
というのも、リブートを看板にこの映画は作られているため、「ゴジラ」という存在はおろか、名前すら聞いたこともないという設定なのだ。
アメリカでゴジラが作られる時代に、誰もゴジラを知らないという設定の日本?
ここに違和感があるし、とてもシラケる。
「あのゴジラが蘇った」あるいは「ゴジラが舞い戻った」では、リブートにならなかったのか。
「思想を具現化してこそ先達の製作者や過去作品への恩返しであり、その意思と責任の完結である」(パンフより)という思いなら、僕は過去作品およびゴジラ自体がなかったことに、というリブートのあり方に納得できない。

「ゴジラが存在する空想科学の世界は、夢や願望だけではなく現実のカリカチュア、風刺や鏡像でもあります」(パンフより)という発言にも馴染めない。
鏡像はいいが、ゴジラは風刺であってはならない、風刺に終わってはならないと思う。

最初に現れた変な奴が、まさかゴジラの幼虫(?)とは思わなかった。
ゴジラの小さいとき、つまりミニラという立ち位置にしては(ちょっと違うだろ…)、とっても気色悪かった。
姿を見せず街を破壊していくシーンは、まさに災害のように見えた。
大きくなったゴジラの造形はさすがにメイド・イン・ジャパンだ。
放射火炎を撒き散らすし、背中や尻尾からレーザーもいっぱい出る。(レ、レーザー!?)
ただ、『寄生獣』のように、口から吐く時に下アゴがパックリ広がるのはどうなんだろう……。(これもちょっとキモかった…)

総監督の庵野秀明は、今度のゴジラにどんな思想を入れたんだろうか?
ラスト、溶け出したシッポの中かに、確かに人影がたくさん見えた。
これは『MGKゴジラ』の残留思念的なことなんだろうか……。

んな訳で、個人的には日本国民から一斉に反感を買うような結果になってしまったのだが……。

でもちょっと待てよ、この現象、1年ほど前に話題になったあのワンピースの色と一緒なのか?
見る人によって、白と金色だったり、青と黒に見えたりしたやつ。
見る人の脳が、周囲の明るさを判断して、勝手に補正をかけた結果、同じ物を見ているのに、違う色に見えてしまう。
僕はエヴァ、庵野秀明との接点がまるでない。
あるとしても、先日『巨神兵東京に現る』のオンエアを見たぐらいだ。
エヴァと言うフィルターを通して観れる人と、そうでない人とでは、見えるものが違うのではないのかも知れない。
そう考えると、真逆の評価になっても不思議ではないのか…(←ボケてきただけだよ)
日頃から自分で言っている、映画は見た人の主観による芸術だと言う事か。

そう言う事で、この映画を大傑作だ!と言っている人は、大目に見て欲しい。
こんな風に見える人間もいるんです。
僕にはこの映画、『辛・ゴジラ』でした……。


Category: シネマ・エッセイ

Tag: 特撮 
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コメント

 ロッカリアさん。お久しぶり!

僕は、それなりに楽しめたし、先年作られたハリウッド版より、余程、マシかなって感じです。(序盤はかったるかったけど)
只、世間が絶賛するほどでもない、が正直な所。

僕は反原発派じゃないけど、このゴジラは天災の象徴なんかじゃない、多分、障りが有るので言わないだけで動く福島第一原発だと思いました。
今は何とか抑えてるけど、いつ暴走しだすか解らない存在、それを東京のド真ん中に安置するという・・・。

これ、今の人にどう映ってるのか解らないけど、任天堂辺りのゲーム映画という気は凄くしました。
ゲーマーが政府軍でvsラスボスって感じ。
兵器の使い方も「ゲーム戦かよ」と思った。

一番の不満は石原さとみ。(嫌いな女優さんじゃなく、綺麗で好きなんですけど)
彼女が出てくる度に「のだめカンタービレ」のエリーゼに見えてしまい、コメディ・パートに脳内変換。
これは辛かった。(笑)
(大体、ボケ役は市川実日子が勤めてるのだから、もう一人は余分)
後、伊福部さんの音楽、どうせ使うなら今の録音で音を厚くして欲しかったです。

鉦鼓亭 #AM34sMcQ | URL | 2016/09/12 23:17 [edit]

鉦鼓亭さんへ

こちらこそご無沙汰しております。
ハリウッド版は主役がゴジラじゃなかったので、期待はずれもいいとこでした。
まだ、巨大トカゲが大暴れするエメリッヒ版の方が、映画的には楽しめました。

東京のど真ん中に、いつ暴走するか分からない原発という発想は、さすが鉦鼓亭さん、映画の見方をよく知ってらっしゃいますね。
私が気に入らないのは、ゴジラの一作目をリブートしたにも関わらず、そのアイデンティティが単に災害であるという認識、これに尽きます。
>かろうじて、ラストで溶け出した尻尾の中から、人間のような影が意味ありげに映し出されていましたが、庵野氏得意の問題定義だけで終わらせてしまっている。
あえて観客にその真意を委ねるという手法は、『2001年宇宙の旅』以来、この手法をすれば作品に哲学的な意味が生まれると言う勘違いが横行していると思うんです。
この作品も、その意図通りの評価になっているような気がするのは私だけでしょうか。
『ゴジラ』映画は、やっぱり楽しみたいんです。
イレギュラー的な作品を誰かが作ったとしても、徹底的なリアリズムで演出した作品であっても、楽しめる映画として見られたらよかったなと思います。
また、作品によって、合う合わない、と言う事もあるんでしょうが、私には合いませんでした。
ネットで記事を拝見しても、核心に迫る意見にめぐり合うことがありません。
アメリカ版の予告編が公開され、間も無くロードショーされるでしょうが、果たして『ゴジラ』に親しんでいない人たちが、どんな反響を見せるのか注目しています。
一度ブログで知り合った人たちと酒でも飲みながら(ノンアルですが)、夜を徹して映画談義してみたいものです。
私のブログを見に来てくれる人は、なぜか通で、達者な人が多いですからね。
コメントありがとうございました。
また遊びに来てください。

ロッカリア #- | URL | 2016/09/13 21:05 [edit]

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