『ブラック・スワン』は切ない…
今日は【映画館で見た新作】の時間です。
こんばんは、ロッカリアです。
日曜日に観て来ました。一言で言うならば、ナタリー・ポートマンの為にあるような映画、と言っても過言じゃないほど、彼女の演技に圧倒されます。
その演技ゆえ、ラストの感動と哀しみは、何とも言えない切ないものになっています。
優等生プリマのニナ(ナタリー)は「白鳥の湖」の黒鳥を演じるのがとても苦手で、内面から黒鳥に必要な要素を引き出そうとして行くうちに、幻想や妄想に取り憑かれて精神が破綻して行く……。
こう書けば身も蓋もないが、僕には多くのブロガーさん、或いはプロの評論家が言っているように、心理スリラー、サイコサスペンスとは、少し違うように見えた。
注意!(仮想チケットはクリックすると、評価額が別ウィンドウで表示されるので、自分で評価したい人はクリックしないで下さいね。また、興味のある方は下のカフェで説明しているのでお立ち寄り下さい)

これは小説のように語りかけて来るモダン・ホラーである。
映画はニナの視点、一人称で進行するが、その物語は極端に偏っている。その世界は白か黒しか存在しないかのようで、友達が一人も登場せず、男はみんなセックスの対象物としてしか描かれておらず、母親の存在は自分の精神を乱す存在以外の何物でもない。
白と黒を極端に強調した映像は、まるで小説のような世界だが、時折、血の赤い色のみが侵入してくるシーンは効果的だ。
ニナが、このような状況で、黒鳥の演技に駄目だしされては、精神が波状して行くんだろうな、と言う事は容易に想像が付く。
ラスト近くで、自分と対峙しなければならないシーンが、白鳥と黒鳥、どちらも自分である事の象徴が上手く考えられている。
少し残念なのは、僕が想像していた事、以上のものは無かったように思う。
ただ、この映画のラストは切ない。
ニナにとっての最高の幸福が、観客にはとても悲しい結末だからだ。
見終わった後に、隣に座っていた女性が囁いた一言がいつまでも頭の中に残る。
その女性はため息をついてこう言った。「悲しすぎる……」と。
仮想チケットについての詳しい事はカフェにて。
↓

こんばんは、ロッカリアです。
日曜日に観て来ました。一言で言うならば、ナタリー・ポートマンの為にあるような映画、と言っても過言じゃないほど、彼女の演技に圧倒されます。
その演技ゆえ、ラストの感動と哀しみは、何とも言えない切ないものになっています。
優等生プリマのニナ(ナタリー)は「白鳥の湖」の黒鳥を演じるのがとても苦手で、内面から黒鳥に必要な要素を引き出そうとして行くうちに、幻想や妄想に取り憑かれて精神が破綻して行く……。
こう書けば身も蓋もないが、僕には多くのブロガーさん、或いはプロの評論家が言っているように、心理スリラー、サイコサスペンスとは、少し違うように見えた。
注意!(仮想チケットはクリックすると、評価額が別ウィンドウで表示されるので、自分で評価したい人はクリックしないで下さいね。また、興味のある方は下のカフェで説明しているのでお立ち寄り下さい)

これは小説のように語りかけて来るモダン・ホラーである。
映画はニナの視点、一人称で進行するが、その物語は極端に偏っている。その世界は白か黒しか存在しないかのようで、友達が一人も登場せず、男はみんなセックスの対象物としてしか描かれておらず、母親の存在は自分の精神を乱す存在以外の何物でもない。
白と黒を極端に強調した映像は、まるで小説のような世界だが、時折、血の赤い色のみが侵入してくるシーンは効果的だ。
ニナが、このような状況で、黒鳥の演技に駄目だしされては、精神が波状して行くんだろうな、と言う事は容易に想像が付く。
ラスト近くで、自分と対峙しなければならないシーンが、白鳥と黒鳥、どちらも自分である事の象徴が上手く考えられている。
少し残念なのは、僕が想像していた事、以上のものは無かったように思う。
ただ、この映画のラストは切ない。
ニナにとっての最高の幸福が、観客にはとても悲しい結末だからだ。
見終わった後に、隣に座っていた女性が囁いた一言がいつまでも頭の中に残る。
その女性はため息をついてこう言った。「悲しすぎる……」と。
仮想チケットについての詳しい事はカフェにて。
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さて、見た映画のレビューには、以前のブログでやっていた仮想チケットと言う、自分ならこの映画にいくら払って見たいか?と言う視点で掲載しようと思います。
「ん~、映画をお金に換算するって言うのもなぁ……、なんだか申し訳ないような気も……」と思って、以前は途中で止めてしまいましたが、★にしても、点数にしても、結局はその映画を評価してしまうアイテムになる事を考えれば、評価をチケット代にしても、実際にお金が動く訳でもないし有かな、と復活させる事にしました。
評価額なんてのは勿論目安だし、あくまでもぼく個人の意見なので、参考程度として受け止めて頂けるとありがたい。
ただし、今回は、それを不快に思われる人もいるかも知れないので、最初から提示することは避け、興味がある人だけに、クリックしてもらうと分かるようにしました。
「ん~、映画をお金に換算するって言うのもなぁ……、なんだか申し訳ないような気も……」と思って、以前は途中で止めてしまいましたが、★にしても、点数にしても、結局はその映画を評価してしまうアイテムになる事を考えれば、評価をチケット代にしても、実際にお金が動く訳でもないし有かな、と復活させる事にしました。
評価額なんてのは勿論目安だし、あくまでもぼく個人の意見なので、参考程度として受け止めて頂けるとありがたい。
ただし、今回は、それを不快に思われる人もいるかも知れないので、最初から提示することは避け、興味がある人だけに、クリックしてもらうと分かるようにしました。
Category: レビューがはじまる
Thread: 映画館で観た映画
Janre: 映画
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